解散
シナリオ・センター会長の小林です。W台風とか日本中を振り回しています。今までなかった線状降水帯が起きたりすると大ごとになるし、侮らずに、気をつけないといけません。
人間の思い通りにならないのが自然。その大きさを知れば、人間同志の戦争などつまらぬものだと感じられるはずなのですが・・・。
旧統一教会をめぐっては東京高裁が2026年3月「多額な損害や多大な精神的苦痛が発生した」として解散を命じたにもかかわらず、教団側は「信教の自由を保障する憲法に違反する」などとして特別抗告していました。
昨日、最高裁は「解散命令は法人格を失わせるにとどまり法人格を持たない宗教団体として存続することは妨げられない」「教団や信者らに及ぼす影響を考慮しても、解散命令は必要でやむを得ない」として「憲法には違反しない」と結論づけ教団の特別抗告を退けました。完璧に解散です。
やっとですが、驚くほどのお金をつぎ込まされた被害者たち、それゆえに殺人までおこさなければならなかった若者を思う時、旧統一教会の解散だけでなく、そんな旧統一教会に支援をしてもらっていた議員たちは、関係していた自らを恥じて辞職すべきだと思うのです。
私が一番わからないのは、旧統一教会と明らかにつながっているのに、知らなかったというお上です。
どんな存在かもわからないところに支援をお願いする、トップと写真を撮る、関連のメディアに露出する、常識的に考えてもそんな無防備なことはあり得ないし、やれないですよね。
どういう頭の構造をしているのか、頭の中をのぞいてみたいです。
40版
「シナリオの基礎技術」が新版になってから40版となり、出版社から新しい本が届きました。
この本の初版は1968年で、新版はそれから17年後の1985年に生まれました。
それから41年、1年に一度版を重ねてきたことになります。「シナリオ基礎技術」は今年で58歳。びっくりするほどのロングセラーです。
書店のシナリオ関連書籍のコーナーに「シナリオ基礎技術」がなかったことはありません。
これがシナリオ・センターの原点であり、そして、シナリオの書き方の原点だと言っても過言ではないかと思います。
ノウハウ本ですが、創設者新井一が、自分のシナリオの書き方を書いた本ではありません。
新井一は、ラジオドラマから、映画、テレビドラマとその創設から関って、映画の全盛期は、「喜劇・駅前シリーズ」を初め、喜劇を中心に活躍した脚本家であり、また東宝の子会社東京映画の企画室長、プロデューサーでした。
「シナリオの基礎技術」は、脚本家でありプロデューサーでもあった新井が、撮影所の片隅で照明さんや録音さん、助監督さんに大道具さんなど等のスタッフにシナリオを教えたところから始まります。
その後シナリオ研究所(日本シナリオ作家協会で行っていたシナリオライター養成機関)で教え、生徒さんが書かれたシナリオから統計を取って、映像表現としての誤りなどを分析し、誰もが面白く楽しくシナリオを描けるようになれる本として「シナリオの基礎技術」を創りました。
シナリオ・センターの講師は、この「シナリオの基礎技術」をマスターして皆さんにお教えしているので、○○先生の書き方、△△講師のやり方ではありません。
「こうでなくてはいけないという」教本でもなく、「こうすると誰にでも伝わるよ」「こうするとみんなにわかりやすいよ」という若干アバウトだけれど、とても本質がわかる、この技術を使えばなるほどという表現ができる本なのです。
この本58歳になっちゃいました。さすがに表現も古くなってしまったし、例も知らないものもでてきました。
でも、これ、基本なのです。大事です。
古い表現、わからない例があったら、それこそAIで調べてみてください。AIはこういう時こそ使ってください。
わらないことを調べると、ひとつ、より深くなりますから。
もうすぐ156期の修了。皆勤賞は「シナリオの基礎技術」です。














