新拠点
シナリオ・センター会長の小林です。ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか。シナリオ・センターも長いお休みをいただきました。
8日間のお休みの間、どこか遠くへ旅行することもなかったのに、私は、毎日のように出かけ、久方ぶりに会う友達とゆっくりお喋りと美味しい食事を楽しむ日々を過ごしました。
休みにはふだんできないことをと思うと、平日は夜9時過ぎに帰る毎日ですから、なかなかゆっくり人と会うことができないので、これぞとばかりに、昼夜2回もという日もあったくらいで(笑)
唯一の行楽(?)はウイーン少年合唱団の澄んだ歌声を聴きに、心洗われました。
5月1日は、劇団青年座さんの「池袋元年 創立パーティ」にお伺いしました。
青年座さんとは、新井一が発足当時のメンバーである森塚敏さんや山岡久乃さんと親しく、それ以来の長いお付き合いです。
青年座さんは、長い間代々木八幡に青年座劇場をもち、拠点としていました。駅直ぐのとてもいいところでしたが、老朽化に伴い新たな拠点を探していらっしゃったところ、ちょうど、役所広司さんや市村正親さんなどを輩出した舞台芸術学院が閉校することになり、その後を青年座さんが受け継ぐことになりました。
池袋の演劇の拠点であった舞台芸術学院の場所を青年座さんが受け継ぐということは、過去が未来へとつながっていく演劇の歴史を見るような感じがします。嬉しい一日でした。
今日は、シナリオ・センターのSCNニュースへ青年座の制作の川上さんがご登壇くださって、5月21日から上演の「第三の証言」のお話し、そして何よりも、シナリオ・センターともに行っている「演劇脚本コンクール」今年度開催の発表をしてくださいました。
9月30日締め切りで、入選作は、舞台化をお願いしています。是非とも多くの方にご応募していただきたいです。
今、新たな劇場づくりのためにクラウドファンティングを青年座さんは行っていますので、そちらのご支援もお願いいたします。
戦後
憲法記念日を機に、皆さんに是非申し上げたいことがあります。
憲法は私たちの国民、下々の生活を守る基本、日々の生活に大切なものだということを。
亡くなった先輩ジェームス三木さんは「憲法はまだか」「真珠の首飾り」など憲法ついてのドラマも多々お描きになり、憲法を守る「九条の会」もお入りになっていて、ご講義の中でも折に触れて、ご自分の戦中体験も含めて如何に平和が大切なのかというお話しをしてくださいました。
今のお上が、何故憲法を改正したいのか、こんなに武器を売りたいのか、どれだけ戦争をやりたいのか・・・旧統一教会や日本会議からの指示なのか、その真意は全くわかりませんが、どんなことであっても認めることはできません。ジェームス三木さんも新井一とともに天国で怒っているでしょう。
戦争で不幸になることはあっても、誰一人幸せになることはあり得ないのです。
憲法というのは、政治家が「今こそ!」なんて言って勝手に変えることはできないし、してはいけないことなのです。
そうした独裁的なお上から、国民を守るためにあるのが憲法ですから。
憲法は、実は生活に深く根ざしたものなのです。私たちが、気持ちよく生活するために基本的人権があります。
ご覧のなった方も多いかと思いますが、朝ドラの「虎に翼」で、弁護士になった寅子の友人山田米と轟は、憲法は発布された日に自分たちの弁護士事務所の壁に
「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」(第14条)
と大きく書きました。
疎外された底辺の人たちに光を与えた条文です。新憲法はできたからこそ、婦人参政権も生まれたし、私たちは自由を得ることができたのです。
人が人を縛るようなことは決して、してはいけないことです。
憲法改正、スパイ法、国旗損壊罪など、人が人を、お上が下々を縛ることなどを、右でも左でも上でも下でもどんな立場でもやってはいけないことなのだと思っています。
80数年前、日本がアメリカに先制攻撃を掛け、第二次世界大戦になっていったわけですが、その時も戦力も国力も劣っている日本が勝つはずもないのに、仕掛けたのです。
頭がおかしいとしか思えない行為を、今もまたお上は考えているようにしかみえません。
過去を顧みないとこういう発想になるのでしょうか。過去から学ぶことはたくさんあるはずなのに。
過去を知ることで未来は開けていくものなのです。
まずは、憲法改正ではなく、ないよりもあらゆる物価高を何とかするのが最優先です。
暮らしが成り立たない、日本は大丈夫じゃないんだから。それこそ戦後すぐの日本になっちゃいますよ。













