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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

なにかしら

語れる名画BEST100

災害

シナリオ・センター会長の小林です。今日は、利重剛監督がTheミソ帳倶楽部にいらっしゃいます。
現在公開中の映画「ラプソディラプソディ」のお話しを中心にされるとは思いますが、私としては、あの高名な脚本家小山内美江子さんの息子さんで脚本も書かれる利重さんとして、ご本人にはもう亡くなられていらっしゃるので、小山内さんが「金八先生」にどう向かいあっていらしたかもお聞きしたい気がします。

今朝、沖縄児地震が起きたと思ったら、先ほどは宮城、福島でとやたらと地震の多い昨今です。地震大国、世界で4位の国だそうですが、こればかりは嬉しくありません。
地震の復興というのは、すごーく時間がかかるし、お金もかかり、暮らしも生活も変化します。なによりも被災された方々の心の傷は癒えることがありません。
それなのに、日本の国のお上はとても冷たいのです。やたらと日本は災害が起きるから「やってられない!」とでも思っているのではないかと勘ぐりたくなります。ところが勘ぐるどころではなく、本当らしいのですね。
実際に被災された方は、なんとか元の生活にと必死に立て直しを図ります。
お金があろうがなかろうか、お金がなくても、いやお金がないからこそ、必死に立て直す努力をします。
お上は、そこに付け込んでいる。「ほおっていても被災地の人たちは自分で何とかするわよ」と思っているに違いがありません。補助してやったふりして、平気でそっぽを向いたまま、怪しい笑みなど浮かべちゃうんです。
そして、必要もない武器等買っちゃうって、どういう神経しているのか、頭の中?心の中?どちらも見てみたいものです。

語れる名画BEST100

私は美術館巡りが好きです。とはいえ、別に美術の歴史とか作品造詣に深いわけでもなく、ただぼんやり気に入ったものだけを見るのが好きというだけです。
なので、美術鑑賞といっても、その場で自分の感性に合ったと思う作品の前ではずーっと留まって見ていたり、ピンとこなかった場合はすーっと通り過ぎて行ってしまうだけの鑑賞者です。
でも、絵画にはそこにストーリーがあり、何かしらのドラマを感じたりできるととても楽しくなります。
前に「怖い絵」シリーズで有名な中野京子さんにおいでいただきお話しをお聴きしたいたのですが、絵画のストーリーを知るとまた違った面白さで興味深く観ることができるのですね。

ゼミ生の竹内麻里子さんが「語れる名画 BEST100」(永岡書店刊)を書かれました。
前に「名画BEST100」も書かれており、こちらは知っておきたい有名絵画を紹介したものでした。
今回は、絵を観る時に知っておきたいキーワードというテーマで書かれており、3人の共著ですが、各項目にお三方が書かれている1行注釈も勉強になります。
それぞれの絵画のどこを見ればいいのか、どう捉えればいいのか、とてもわかりやすく教えてくれる本になっています。
ちょっと知っておくと、いっぱしの美術好きっぽくみえるかも。(笑)

私は、今週末、京都の福田美術館へ行きます。今期の展示は、伊藤若冲。
最近にわかに人気の高い伊藤若冲の初期から晩年までの若冲作品約30点を網羅した上に、福田美術館が所蔵する与謝蕪村、円山応挙、芦雪ら、若冲と同時代に京都で活躍した画家たちの作品も併せてみることができるのです。
そこで、その前に141ページ「見立て61」「奇想の画家62」を読んでみました。
若冲はご存じのように野菜や鳥などを描いています。
これは表現の自由が制限されていた江戸時代に花開いた大衆文化のひとつなのだそうです。
「見立て」とはあるものを別のものに見なして楽しむこと。
人びとに伝えたい内容を古典や他の時代に置き換えることで、検閲をかいくぐり、かつ絵を見て謎解きを楽しむ文化を育んだそうです。
若冲の「果蔬涅槃図」は仏画の登場人物を野菜に見立てたものです。
わかりやすいのは有名なウサギやカエルに例えた「鳥獣人物戯画」(作者不詳)ですよね。
竹内さんの1行注釈によると「美術史家・辻惟雄に『奇想の画家』と分類された八人のうち、若冲、芦雪、繡白の3人は、ほぼ同時代に京都を舞台に活躍しました。」
先にちょっと知識を仕入れておくと、見方も違って、より魅力的に鑑賞できるかと楽しみにしています。
余り美術館などへ行かれない方も、この本で学んでおくのもいいですね。

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