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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

伝統文化

教室のハルモニア(さ・え・ら書房)

風習

シナリオ・センター会長の小林です。え~、会長です。(笑)なんか馴染めない。
今日は1月7日、七草粥を食べて1年の無病息災を願う日です。
私は、こういう日本の風習が好きで、やらないと悪いことが起きるかもと思っちゃいます。
ごぎょう・すずしろ・ほとけのざ・すずな・はこべら・なずな・せり、いかにも体の毒素を取ってくれそうな七草です。
昔の人は色々と考えて自然と向き合って生きていたのだなぁと思います。

シナリオ・センターは、今日も振る舞い酒を皆さんに。
新代表の発案で今年から急に始めたのですが、途惑われながらも皆さんが飲んでくださるのが嬉しくて、外の寒さも忘れて・・・とまではいかない寒さですが(笑)、昼夜、授業の最初と最後に、センターの入口前でお出ししています。
皆さんが笑顔で呑んでくださるのが、なによりのお年玉。
人と人とのふれあいって、こんな些細なことから生まれるような気がします。
今までおはなしをしたことのない方とも、きっかけに一言二言でもお話しできて、笑顔を交わせる、めちゃいい感じです。
今週中は毎日振舞っていますので、授業前後にお立ちより下さいね。
ノンアルの有機米で作った甘酒もありますが、飛騨古川の蓬莱というお酒は、こんな味わい深くて後口さっぱりな人間に成れたらいいなぁという感じのお酒です。え~、酔っぱらってなんかいませんよ~。

 

教室のハルモニア(さ・え・ら書房)

作家集団の辻みゆきさんの新刊が出ました。辻さんは主に小中学生向けの青春小説など児童文学書を主に書かれていらっしゃいます。前にも「鈴の音が聞こえる」(講談社)や「小説ゆずのどうぶつカルテ」(講談社)をご紹介させていただきました。
今回の新作は「教室のハルモニア」(さ・え・ら書房)

女子中学生のスクールカーストのお話しなのですが、なかなか変わった形態で進められていく小説でした。
お話しは、重苦しい空気に生まれている中学2年生の教室に、転校生友花がやってきます。スクールカーストと一線を引いていた芽生はとても心配するのですが、明るいキャラクターで友花は見事に人気者に。
ある日、些細なことで友花は執拗にいじられるようになるのですが、その後の友花の行動は、芽生も誰もの予想を超えるものでした。

このお話の中心は、転校生の友花が起こしていくのですが、描かれているのは芽生の感情なのです。なぜか、明るいキャラクターの友花の感情は、最後まで描かれないからです。
クラスの女子の群像劇ともいえるタッチで描いて、とてもうまくスクールカーストが友花によって壊されていく姿を描いています。
ちょっと近未来的なお話しにもなっていて、主人公であるはずの友花の感情を描かない・・・難しくも面白い設定を作られたなぁと思いました。
友花の感情がなぜ描かれていないか、それは是非とも読んでみていただきたいと思います。驚きますよ。
辻さんの筆さばきに感服しました。

筆さばきといえば、最新作「ユビキタス」を書かれた小説家の鈴木光司さんが、1月10日土曜日においでくださいます。
新春第一弾Theミソ帳倶楽部です。
文壇の松岡修造といわれるほどの熱いパッションをお持ちの鈴木光司さんに、新たな年への光る道筋をつけていただきましょう。
作家集団在籍中に「リング」を書いて、毎週クラスの仲間を震撼させた伝説を持つ鈴木さん。「リング」はもちろんのこと、どのように読者を惹きつけていくかそのテクニックを教えていただけるといいですね。
1月10日土曜日17:30、シナリオ・センターに集まりましょう!!

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