menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター
開講のお知らせ

講座の日程や、受講ポイントを更新
開講のお知らせ

シナリオ・センターの開講情報をお知らせします。ドラマや映画だけでなく小説、戯曲、漫画やアニメの講座の開講、コンクール対策講座もあります。

創立55周年記念企画 先輩ライターからのメッセージ
後輩につないでいきたいこと

シナリオ・センター創立55周年のテーマは「つなぐ」。

そこで、
“先輩ライター”の皆さんに「作り手として、後輩たちにつないでいきたいこと」をお聞きしました!

脚本家・小説家・映画監督・漫画原作者など創作者になりたい方必読のメッセージです。

※コメントをいただいた順に掲載させていただきます。

後輩につないでいきたいこと

政池洋佑さん(脚本家)
脚本を書く中で、自分の「好き」を言語化することが大切だなぁと思います。僕の場合は、設定を考えたり、台詞を書くのが好き。カフェで脚本を書くのが好き。打ち合わせや打ち上げが好き……など。脚本の内容だけでなく、書く状況や書くことで出会える景色も含めて「好き」を言語化しておくと、夢を続けられるなぁと! 55周年、おめでとうございます!

土橋章宏さん(脚本家)
脚本は映像作品の基幹であり、つまらないとそのあと何を飾りつけてもコケますので、妥協なく作りましょう!

田嶋久子さん(シナリオライター・文筆家・インプロバイザー)
どういう脚本家になって、どんな作品を創り続けていきたいのかを、見失わずにいつも大切に胸に抱いていて欲しい。

清水友佳子さん(脚本家)
脚本の仕事は一人では成立しないので、出会った方達とのご縁を大切に。
チームの一員としてひとつひとつの仕事に誠実に向き合うことで、可能性を広げていってほしいです。

さらだたまこさん(放送作家・日本放送作家協会前理事長)
シナリオ・センターで学んだのはもう45年前。当時はテレビ黄金時代で、その発信力・影響力の大きな魅力がありました。シナリオを学んだのはコンテンツの土台を作るにはシナリオの勉強が欠かせないと思ったからです。ドラマの脚本を書くためだけでなく、創造の思考にシナリオを勉強しているかどうかが大きく左右します。短いコピーを考えたり、一枚の絵を描くときですらシナリオ作法が構築の基本になります。
今、AIが登場してまたメディアは多様化しています。そういう時代だからこそ、再度基本に戻ってシナリオをきちんと学ぶことが未来につなげていく大事な土台づくりになるはずです。コツコツを勉強された方が次世代まで残っていくでしょう。

橋部敦子さん(脚本家)
「自分はどういう視点でこの世界を観るのだろうか?」という問いを持ち続けること。

亜坂たかみ(小説家)
心が折れることがあるかもですが、続けていたら運が味方してくれます。

上代務さん(脚本家)/神尾龍さん(漫画原作者)
作家は誰もが自分の思いを100%形にしたいと願うものですが、現実にはそうもいきません。特に映像作品では監督やスタッフとのせめぎ合いになります。その時にどれだけ自分の魂を守れるか……最後は情熱だと思います。作り手としての熱を失わずに書き続けてください。

黒坂圭太さん(アニメーション作家)
数えきれない方々と作品から拝受した養分で、なんとか今日まで創り続けて来れました。そんな自分も今は、表現者の端くれとして、「モノ創りのDNA」を未来に繋ぐ一人になれたら、と祈念しています。

増田貴彦さん(脚本家・漫画原作者・小説家)
ツナグとかキズナとかオモイとか、手垢のついた言葉に踊らされるな。価値観を揺さぶれ。自分の人生を生きよ!

龍田 力さん(放送作家・作家・脚本家) 
私達の仕事はシーンとシーンをつないで、ストーリーを紡ぐ仕事でありながら、その台本で作品に関わる多くのスタッフをつなぐ仕事でもあります。そして私はそんな仕事を人とのつながりでいただいています。
そんな中にはシナリオ・センターで知り合った人とのつながりもあります。人と人とのつながりを何よりも大切にしていただきたいです。

葉月けめ子(脚本家)
なかなか結果が出ず、きつい時期もあると思いますが、「書きたい!」と思った衝動がもう才能なのだと信じて、書きつづけてほしいと思います。

国井桂さん(脚本家)
メディアの多様化でおもしろいシナリオの書き手が求められている時代です。どんな作品にも「魂」を込める気持ちで書いて、そして書き続けてほしいですね。

洞澤美恵子さん(脚本家)
『君たちには負けない』以前、アンケートにズバリこう答えられたジェームス三木先生に、私達後輩への最大のエールを戴いたと感激致しました。私も、先生から投げかけられた気概を持ち続けて、切磋琢磨することをつなげていければと思います。

広田光毅さん(シナリオライター)
シナリオライターになるチャンスは必ずあると思います。大事なのは、「シナリオライターであり続けること」で、むしろこちらの方が大変で、ある時はシンドイと思う事もあるかもしれません。皆さん、諦めずに進んでください。諦めなかった方、シナリオライターになることを止めなかった方に道は開けると思っています。

白石マミさん(シナリオライター・講師)
クリエイターとして、オリジナル作品を制作する情熱を持ち続けて欲しいです!

野口卓さん(小説家)
書き手が面白く思わなければ観客は楽しめません。書き手が面白がっても観客が楽しめないのは、観客が求めているものでないか、技術が足らないからだと思います。自分が心酔する書き手の作品を徹底して学べば、それが自分のものとなるはずです。

いずみ吉紘さん(脚本家)
今はテレビや映画だけでなく動画配信サービスなどによって世界中の視聴者に自分が手がけた作品を見てもらえる時代ですから、この大きなチャンスを掴んでほしいです。挫けずに頑張ってください。

福田裕子さん(脚本家・作家)
脚本の勉強を始めたばかりのころは、書き方の正解が知りたくて必死でした。でも今、何よりも大切にしているのは、「この物語を届けたい」「この感情を分かち合いたい」という情熱です。  
シナリオ・センターさんは、正しい書き方とひたむきな情熱、そのどちらも培うことができる場所です。先生方や仲間とともに、未来へつながる脚本をどうぞ書きつづけてくださいね。
私も、誰の心にも必ずあるキラキラを掬いあげるような物語を届けられるよう、いっそう邁進してまいります。

前川 淳さん(アニメ脚本家)
やれコンプラだなんだと年々制約が厳しくなっていますが変に良い子ちゃんにならず、折れるところは折れ、こだわるところはこだわる脚本家になって欲しいです。「(誰々に)言われた通りに書きました」は禁句。何と言われようと自分が納得して面白いと思うホンを書いてください。あなたのホンはあなたにしか書けないのだから。

鷹井伶さん(小説家)/井上登紀子さん(脚本家)
執筆は孤独な作業に思われがちですが、そうではありません。作品に込めた思いは、多くの人の手を経て、視聴者・読者へと、作り手の想いが繋がっていく、とても素敵な、奇跡のような仕事だと私は思っています。
この世界のどこかに、この作品を待っていてくれる人がいる。喜んでくれる人が必ずいる――そう信じて、私は書き続けてきました。みなさんもどうか、頑張って共に書き続けていきましょう。

長田育恵さん(劇作家・脚本家)
ドラマに人のいのちが輝く様を刻印していく、それが誰かの心に響く。自分の仕事を果たしていけるよう共に頑張りたいですね。この先も、いい作品を創り続けてください!

岡田惠和さん(脚本家)
もちろん大変な仕事ではありますが、大変さだけじゃなく、脚本家として生きることの楽しさや幸せみたいなこともしっかり後輩たちに伝えていければと、思っています。そして私のように地味な作風でも、生きる場所はあると、同じタイプの後輩たちに思ってもらえたら。

柏原寛司さん(脚本家・監督)
新しいものをつくっていくのが新人なので、先輩を真似るのではなく、自分のオリジナルをつくっていって欲しい。

関 えり香さん(脚本家)
脚本を書くことが「結局好きなんだよね」という人は、強いです。プロを目指す方、趣味で書かれる方も、楽しんで書いてくださいね。

待田堂子さん(脚本家)
かっこよくいえば、点滴穿石。とにかく、あきらめず悪あがきする。

森下佳子さん(シナリオライター)
私ができるのは所詮紙に文字を書くだけのこと。でも、それが大勢のキャストさんスタッフさんの手によって、演じられ、光を当てられ、音がつき、映像に仕立てあげられる。考えてみれば、贅沢な仕事だなぁと思います。ままならないこともいざこざもたくさんありますが、その果てにはとびきり贅沢な瞬間が待っている!辛い時には、私は自分にそう言い聞かせて仕事しています(笑)

五十嵐匠さん(映画監督)
現在、数限りなく「映画なるもの」が出来ているが、本当の「映画」とは、いったい何なのか考えたい。

坂井史世さん(シナリオライター)
プロとして活躍するためには時代や市場、現場への対応する力ももちろん必要になってきますが、それでも自身の中にある「スキ!」をぜひ大事にしてもらいたいです。直接表現できなくても、創作を支える自身の強みやモチベーションに必ずなりますから。

三谷伸太朗さん(脚本家)
諦めないで。

坂上かつえさん(脚本家)
ドラマは人間を描くもの、との思いで仕事をしてきました。三十数年、書き続けてきましたが、未だに書ききれません。それほど人間は複雑で不可思議です。後輩の皆さんも、飽くことなく、この深い世界に挑戦し続けてください。

目黒啓太さん(脚本家)
僕は大昔の通信科の生徒だったので、一緒に脚本を学び意見を交換する仲間や、アドバイスをもらう先輩方となかなか出会う機会がなく……仕事をする中でようやく仲間や先輩方と繋がることができ、たくさんの学びや励ましを得ました。そこで受け取ったものを誰かに繋ぎ、作品を見てくださる方にも何かを届けられるよう、今後も精進したいと思います!お互い頑張りましょう!

荒井修子さん(脚本家)
創立55周年おめでとうございます。シナリオ・センターは、自分の書いた脚本を丁寧に読んで講評してくださる先生やクラスメイトがいる素晴らしい学びの場だと思います。ご自身の感性を大切にされて、頑張ってください。

山本むつみさん(脚本家)
知は力です。ドラマは「情」を描くものですが、まず「知る」ことから始めないと何も書けません。学び続け、書き続け、自分を更新し続けましょう。

上杉京子さん(脚本家・事業家)
1人じゃないよー

八津弘幸さん(脚本家)
世界に優しさと楽しさを広げてほしい。ドラマにはその力があると思います。

伊口 紺さん(シナリオライター・マンガ原作者)
焦らず自分の特徴を見つけてください。何年もかかると思いますが、それさえ把握できれば勝ち筋が見えてきます。僕の場合はオリジナル企画を考えることが得意で、常に大量のストックがあり、人に売り込むのが好きだということがわかってきました。行きついたのがマンガ原作でした。

小峯裕之さん(脚本家)
「うまく書けない」と感じる時間と向き合うことでしか、まだ見ぬ傑作は生まれない!(と自分に言い聞かせながら仕事しています。)

黒岩 勉さん(脚本担当)
世界平和の一助となる娯楽をつくれるとよいですね。

美輪和音さん(小説家)/大良美波子さん(シナリオライター)
「あなたの持ち味は”毒”よ」という後藤千津子先生の言葉は、今でも私の道標です。自分の持ち味を知り、シナリオを書く上での武器にしてほしい。
現在、女性作家6人で「ケルンの会」というグループを作っていて、会の名前は「人生はケルンの一石である」という森村誠一先生の座右の銘から。先人のシナリオや小説に力をもらって今の自分があるので、後輩の皆様の道標となるような作品を小さくても一石ずつケルンに積み重ねていきたいです。

藤平久子さん(脚本家)
大変な仕事ではありますが、自分の書きたいものやテーマは大切にして、チャンスを掴んでもらいたいです。

大山淳子さん(脚本家・小説家)
自分の得意なことや個性を大切にして、それを活かせる場所を見つけてください。

小山正太さん(脚本家・大学教員)
一作の映画やドラマを見て、生きたいと思えた気持ちを、今度は自分が与えられたらいいなと思います。

平谷悦郎さん(脚本家)
脚本を書く楽しさを最初に教えてくれたのがシナリオ・センターでした。これからもシナリオライティングに興味がある様々な人々に書く楽しさを伝え、日本の脚本文化をつないでいってもらえたらと思います。

若神子龍児さん(漫画原作者)
昔は原稿を自ら抱えて出版社に持ち込むのが普通でしたが、今は地方在住でもインターネットなどを使って作品を送れるようになり、より多くのメディアとのつながりが可能な時代に変化しました。もしかしたら原稿もAIで創作される未来が来るかもしれません。
でも、出版社に持ち込んだ原稿を編集担当者に何度もダメ出しを食らい、打ちひしがれて乗った帰りの夜行バスの窓から見た人や街並みの景色から次の作品の構想を思いつくなんてことはAIは出来ないかもしれません。やはり今でも大切にしたいと思うのは、人と人とのつながりだと思っています。

藤井香織さん(脚本家)
伝えたいことや描きたいことをしっかり携えて、正解のない世界を楽しみましょう!

小鳥遊まりさん(脚本家)
ドラマを作ることが好きと言う気持ちを持ち続ければ、必ず脚本家への夢は開けます♪

武田雄樹さん(脚本家)
書き続けた先に、繋がる未来があるはずです。

池田奈津子さん(脚本家・小説家)
シナリオ・センターで教わったことや出会いは、卒業して17年たった今でもずっと財産です。
皆さんのセンターでの学びは絶対に無駄にならないので、辛いこともあると思いますが、先生の言葉に耳を傾け、仲間とたくさん意見を交換しあって、今の時間を大切になさってください。

いとう菜のはさん(脚本家)
書くことでしか得られなかった喜びに支えられて、今日も書いています。

森 美樹さん(小説家)
オリジナリティを信じる力と無限大の可能性をつないでいきたいです。

入江信吾さん(脚本家)
AIはあなたの人生を知らない。あなただけの「におい」、あなたにしか書けない物語は必ずあります。

園田 新さん(映画監督)
創立55周年おめでとうございます! どんなにAIが発展しても、人間の発想力や感性には及びません。あなただけの個性、オリジナリティを何よりも大切にしてください!

あべ美佳さん(作家・脚本家)
想像する力はどんな権力よりも強いことを示し、つないでいきたいです。

根津理香さん(脚本家)
誰でも自分にしか書けないことがあるはず。書き続けましょう。

中山智博さん(脚本家)
好きなことばかり書ける世界でないですが、「好き」がなければ創作は続きません。自分の中にある「好き」を楽しんでいきましょう。

真野勝成さん(脚本家)
脚本が面白ければ、作品は面白くなる。が、面白い脚本を書くのは難しい。その難しさを引き受ける責任を持つこと(時に言い訳したくなるけれど)。

宮本武史さん(脚本家)
シナリオ・センターの公式チャンネルの動画、僕、今も毎朝見てます、何度も何度も何度も繰り返し見てます、あれ、おすすめですよ、つないでいきたい!

齋藤栄美さん(脚本家・監督)
作品づくりは、関わってくれたスタッフや観てくれた方々と“つながる”ことだと思います。そのつながりを大切にしながら、一緒に楽しみましょう!

浦野ととさん(浪曲台本作家)
楽しい仲間を見つけろ!一人じゃ出来ないことがきっと出来る!

池﨑彩子さん(脚本家・中国語翻訳者)
私は地方で脚本の仕事をしていますが、地方だからこそ描ける物語があります。今はリモートワークの普及で、距離は壁にならなくなりました。必要なのは「どこにいるか」より、「何を見て、何を感じるか」。
後輩の皆さんには、地方を「ハンデ」だと思わず、「武器」にしてほしい。どんな場所からでも物語を発信していいんだ、という自信を持ってほしいです。

酒巻浩史さん(脚本家)
“好きなこと”を仕事にしている、という日常に改めて幸せを感じ、感謝したいです。
でも、好きなことしてるんだから、と”やりがい搾取”をしてくる人には大人の対応をします。未来の後輩の働きやすい環境のために必要な事です。

佐藤万里さん(脚本家・作詞家)
子どもの頃に観た舞台が、小学生の時に出会った校長先生が、私をここまで導いてくれました。皆さんの作品が、誰かをどこかへ導いてくれますように。

山本俊輔さん(作家・脚本家・映画監督)
自分の実感として、センターで習ったことは例え作家集団でもあくまでも基礎的なことだというのがあります。プロで通用するようになるためには、まずは仕事の現場に参加して実践的な書き方や打ち合わせでの対応の仕方などを体で覚える必要があると思います。
シナリオライターは監督やプロデューサーからあれこれ指示されることが多く、比較的立場が弱いと思います。それだけに、パワハラやセクハラ、またギャラ未払いややりがい搾取に相当する行為をする監督やプロデューサーとは即座に縁を切ってください。時間の無駄です。もちろん、自分も立場が上になったら後輩にそういう真似はしないように気を付けましょう。
あと、売れている同業者に嫉妬したりやっかんだりするのもやめてください。他人を妬む暇があったら、自分のスキルを磨くことに時間と労力を費やしましょう。

柏木美都里さん(シナリオライター)
脚本家の師匠に頂いた言葉ですが、「書き続けていても上手くならないかもしれないが、これ以上、下手にはならない」。書き続けましょう!

Sijaさん(シナリオライター)
「デビューできたのは、運があったから」とよく聞きますが、シナリオ・センターを選んだ時点で、みなさんには運があります。あとは書くだけです、大丈夫。

新井まさみさん(脚本家)
先生方、先輩方、仲間たちの存在が、「ひとりじゃない」「あの人がいてくれる」と、灯台のように、時に小さく時に大きく、執筆のその先を照らしてくれました。わずかですが、その光をつないでいけたら幸いです。

大林利江子さん(脚本家・小説家)
今やるべきことをやる。

浜田秀哉さん(脚本家)
苦しまないといいものは生まれない。苦しみの量が器からこぼれたとき、面白さが生まれる。

佐野誠さん(脚本家)
『シナリオの基礎技術』は本当に基礎中の基礎が書かれています。何度も読み返して、何度も反復練習してください。基礎を忘れず、怠ることなく取り組めばいつか必ず「型を破る」ことが出来ますから。

エスムラルダさん/村本篤信さん(ドラァグクイーン・脚本家・歌手・俳優)
自信があろうとなかろうと、とにかく作り続けること。その中で培われる力が必ずあります。

吹野剛史さん(シナリオライター)
「登場人物のキャラクターは、可愛くなければダメ」というシナリオ・センター創設者の新井一先生からお亡くなりになる3ヶ月前に直に聞いた言葉が最近、よく身に沁みます。

太田ぐいやさん(脚本家・漫画原作者・編集者・作詞家・プロデューサーなど)
学校で学んでいた時のトガリは、いい意味でも悪い意味でも、時と共にどんどん丸くなっていってしまいます。シナリオ・センター関連の情報をネットで得た時は、あの頃のトガリを思い出して、良い方向に変換して、「僕だって何もかもをもの分かりよく 年老いたくはないんだ」(by Mr.children)のごとく、現在の自分を諫めています。よって、後輩の皆さんは、在学中はトガれるだけトガって下さい。いつか勝手に消えていってしまうので。

時乃真帆さん(シナリオライター)
努力に無駄はない。この言葉は嘘ではないと思います。でも努力する方向を見誤ると残念ながら徒労に終わることもあり。まずは目指すものを見極めて。自戒をこめて。

内平未央さん(脚本家)
どんな仕事でも楽しめる部分を見つけて自分の色を出すと次に繋がると思います。

岡庭ななみさん(脚本家)
やっとこさのデビューから、早5年目ですが、1年半前、疲れ果てて爆走を止めました。いまは、それでも私を見放さずにいてくださるプロデューサーさんや所属事務所のマネージャーさんに見守られながらコツコツと書く日々です。お金のことを考えると撃沈するので、時間が空いたときは地域貢献のバイトに出向いて笑顔をもらうなど、心と体を守っています。焦らず書き続けていけばきっといつか、代表作につながる、と信じて。私はまだ諦めてませんので。

石塚和美さん(シナリオライター)
自分の興味、独自の視点、個性を大切に。人生経験を活かしてください。

杉原憲明さん(シナリオライター)
あきらめずに書き続けよう! そうして世界に抗おう!

嶋田うれ葉さん(シナリオライター)
書くという仕事は孤独に見えますが、実はたくさんの人たちに支えられていること、人とのつながりを心から実感することのできる仕事です。皆さんとつながれることを楽しみにしています!

東 ゆきさん(漫画原作者・脚本家)
なにがあっても諦めずに書き続けて下さい。ゲームシナリオ・漫画原作・小説・映像脚本。一番書きたい媒体があると思いますが、遠回りでも商業で書くチャンスがあれば飛び込んで下さい。書き続けていれば必ずチャンスが巡ってきます。

京橋史織さん(小説家)
ひとつの物語が、誰かの心とあなたの未来をつなぎますように!

松平 節さん(文筆家・作家・脚本)
55周年おめでとうございます。「バスに乗り続けろ」という言葉を聞いたことがあります。行きたい方面行きのバスに乗り、あきらめずに乗り続けることが大事、と。今、私もバスに乗っています。精進しながら、面白がりながらです。

澤田 文さん(ライター)
「神は細部に宿る」と信じています!

小鶴乃哩子さん(脚本家・監督)
好奇心を持ってワクワクすることをとことん追求してください。

神沢ミホさん(シナリオライター)
好きな事をとことん突き詰めて、あなたにしか書けない、魂が乗った物語を見せて下さい。

村上桃子さん(脚本家)
人間にしか書けない物語を人間がつないでいき人間の心に届けていこう。

関口美由紀さん(構成作家・脚本家)
信頼・尊敬できる人とつながることはとても大切です。ご縁がある人とは無理をしなくてもつながる、ということも、この世界ではよくあります。

横尾千智さん(脚本家)
脚本を書いていると、締め切りの偉大さをいつも感じます。期日がなければ、永遠に悩んで止まってしまうからです。脚本家を目指し始めた大学一年生の私は、「大学卒業までに賞を獲る」「25歳までに脚本家と名乗れるようになる」という期日を作り、誕生日にリマインドが届くよう手紙を未来の自分宛てに送りました。
手紙が届くことは常に頭の片隅にあり、毎月コンクールに応募して大学四年生でフジのヤンシナに引っ掛かりました。そこから下積み期間を過ごすもなかなか作品は世に出ず……。25歳が終わる一ヶ月前にぎりぎりで放送デビューをしました。
諦めずに書き続けることは大切だと思います。でも脚本家は、なるまでもなってからも、うまくいかないことや不安定さが隣り合わせ。停滞期に筆を折らないためにも、計画を練って戦略を立ててみてほしいです。焦ってもがいて工夫して何とかここに間に合わせたいという気持ちが最後の一押しになってくれたりします。
私自身も今年27歳になり、これからも脚本家であり続けるための未来図を考えているところです。「期日」が苦しいものではなく、頑張る原動力になったら嬉しいです。

辻野正樹さん(脚本家・映画監督)
今後、今まで脚本家がやっていた仕事の多くは、AIが担うことになると思います。脚本家が職業として成立しなくなるかもしれません。それでも「自分にしか書けない物語」を書きたいと思う人だけが映画やドラマを面白くしていけると思います。

的場友見さん(脚本家)
想像しよう。キャラクターを、シーンを、展開を、そしてそれを観る人の気持ちを。あなたの想像は誰かの想像を生み、それはどんどんつながっていく。その影響力をみくびらないで。

槌谷 健さん(脚本家)
わたしがシナリオ・センター大阪校に入学したのは2003年。目標にしていたフジテレビヤングシナリオ大賞で佳作をいただいたのが2015年。脚本家専業になった&初めて連ドラをメインで書かせていただいたのが2024年。「書き続けていれば夢は叶う!」かどうかはわかりませんが、時に幸運は訪れます。どうぞ書き続けてください。

桐乃さちさん(脚本家)
脚本を書くということは、先人たちが培ってきた歴史を未来へ“つなぐ”ことだと感じています。だからこそ、たくさんの作品を読み、吸収し、そしてたくさんアウトプットしてください。私もまだまだ駆け出しですが一緒に頑張りましょう!

下小城愛紀さん(シナリオライター)
あなたの「当たり前」が他の方には新鮮かも!? 私は設定を考えるのが好きで、イケドラもワクワクしながら書きました。執筆を楽しみましょう。

知 愛さん(脚本家)
他人と比べず、自分のペースで書き続けてください。

蛭田直美さん(脚本家)
あなたがあの時、飲み込んだ言葉も、笑顔に隠して一人になった瞬間にあふれた涙も、多数決で消されてしまったあの意見も、誰でもいいからそばにいてほしかったけど、誰でもいいなんて失礼だからなんとか一人で耐えたあの夜も、いつか書けるから大丈夫。宝物。振り絞って振り絞って書いたその台詞が、ト書きが、柱が、誰かの寂しさに届く日がきっと来るから、一緒にがんばっていきましょうね。

舟崎泉美さん(小説家・脚本家)
物語を書くうえで迷うことはたくさんあるけれど、自分の感覚を大切にして自分を信じて頑張ってください!

川崎 僚さん(監督・脚本家)
『自己実現のためではなく、視聴者の皆さんのための作品であること』視聴者のみなさんの癒しや明日への活力になるための作品を作る気持ちを忘れずに、日々創作を続けていって欲しいと思います。

井本智恵さん(脚本家)
良い時もあれば悪い時もあるので、一喜一憂せず、まるっと楽しんでくださいね!

野本 梢さん(映画監督)
シナリオ・センター創立55周年おめでとうございます。今まで認知されづらい悩みや感情を仲間と作品に残してきました。作家おひとりおひとりの視点で複雑な世界を掬い上げて共有していただけたら、そして自分もその一つでいられたらと思っております。

綿種アヤさん(脚本家)
目の前のことを一生懸命やっていると、必ず誰かが見ていてくれます。そこから次の作品や出会いに結ばれることがあります。とても嬉しく楽しい瞬間です。なので、ご縁と感謝を忘れずに、苦しいときでもとにかく全力を尽くして、いいものを作るしかないのだなあと日々感じています。

舘 麻紀子さん(シナリオライター)
誰かが新しい一歩を踏み出せるような作品を書き続けたいし、読んでみたいです。

創立50周年記念でいただいたコメントも併せてご覧ください

書く手を止めない ~出身ライターからのメッセージ~

キープライティング ~出身ライターからのメッセージ~

書き続けられた理由 ~出身ライターからのメッセージ~

シナリオは、だれでもうまくなれます

「基礎さえしっかりしていれば、いま書いているライターぐらいには到達することは可能です」と、新井一は言っています。

“最初の一歩”として、各講座に向けた体験ワークショップもオススメです。

※シナリオ作家養成講座とシナリオ8週間講座は、オンライン受講も可能です。
詳しくは講座のページへ

シナリオ作家養成講座(6ヶ月)

シナリオ8週間講座(2ヶ月)

シナリオ通信講座 基礎科(6ヶ月)

お電話でのお申込み・お問い合わせ
TEL 03-3407-6936
営業日時(日祝休)
月曜日〜金曜日 10:00〜20:30
※土曜日は19:30まで

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ