FEILER
シナリオ・センター代表の小林です。少しですが、暑さが和らいできたように思える表参道です。とはいえ、日中は汗がまだ噴き出しますが。
この夏ほど、タオルハンカチにお世話になったことはありません。毎日2枚持ちです。
宣伝するつもりはありませんが、タオルはドイツのFEILERが一番優れものだと思います。
高いのがちょっと困りものですが、それでも使う年数で割ったらとても安いかも。
我が家のトイレのお手拭きタオルなど、母がまだ存命の時からですから25年以上も使っているほどです。私の手持ちのハンカチもほぼ10年選手が多く色落ちもなく柔らかさも変りません。
何を長々FEILERの宣伝をしているのだ、日本にもいいタオルがあるだろうと怒られそうですが、ハンカチで汗を拭くたびにしみじみ人間もこうありたいと思ってしまうのです。
自民党の総裁選、立候補している人の誰もいれたらやばい人ばかりにみえますが、それでも、まだ与党の自民党の総裁は日本の首相になっちゃうんですよね。なんだかなぁ。解党して欲しい。
三権分立も守られていない日本ですから、ろくでもない人がお上になればやりたい放題。
下々のために汗をかてくれる人はいないのでしょうか。汗をかいてくれたら今治タオルで汗をふいてあげるのに。(笑)
どんな国よりおとなしい日本人はどこまで我慢するのでしょうか。
私たちは汗と涙でぬれるばかりですが・・・、日本人もそろそろいきましょうか。
怒りたくないけれど、腹を立てたくないけれど、そろそろ沸点に達しそうです。
下々の声など聴こえない、いや、聴く気もない、自民党の中の声しか聞こえない間は、壺の中でごちゃごちゃしていたら腐るばかりです。中にいちゃダメ、壺は高く売りつけるもんですよ。(笑)
こうやって頭の中を言語化する。
コピーライターで売れているノウハウ本を書いている人と言ったら、出身作家の川上徹也さんですが、彼の本はいつも面白く拝読しているのですが、同じコピーライターでも切り口が全く違うので面白いなぁと思って買ってしまいました。
コピーライターの荒木俊哉さんの「こうやって頭の中を言語化する」(PHP)という本です。
10万部のベストセラーだというメソッド本は、どんなもんなのだろうということもありますが、一番は自分の頭の中での言語化が危うくなってきたので、なにかとっかかりが欲しいと思ったからです。
まだ読み始めたばかりですが、ためになりそうな本です。
最近、説明会や入学、修了時くらいしか人前で話すことはないのですが、言葉が出てこないのです。
こういうことをいいたいというテーマはあるのですが、その言いたいことへの適切な言葉が、さっと出てこないのです。
なので、頭の周辺をぐるぐるぐるぐる、どんな言葉で表現したらいいのかぐるぐるぐるぐる、適切な言葉はどれなのかぐるぐるぐるぐる・・・ひたすらぐるぐるぐるぐる・・・。
とりあえず、脳ドックではまだボケてはいないと言われたので、ちょっとホッではあるのですが、それなのに、それでもぐるぐるぐるぐるですもん。
で、これを描いていて、ふと思い出しました。
誰が「ミソ帳」を作れと教えているんだと。そう、言葉のミソ帳を作ればいいんだ。辞書作りのお話し「舟を編む」でもそうでしたっけね。
シナリオ・センターで教えていることを忘れていては本末転倒。
そこで早速小さなノートに書くことにしました。
時々、「お?」と思った時は携帯のメモに書いていたのですが、入れたことをすぐ忘れてしまう。(笑) やはり自分の手で描かないと。
で、急に発想しました。
頭の中で言語化するということは論理的になるということですよね。
であれば、シナリオライターはまず頭の中を言語化したら、それを感情に置き換える方法を編み出せば、魅力的なシナリオになるのではないでしょうか。
人の気持ちをつかむ、揺さぶるのは、論理ではなく感情に訴えることですから。
あ、コピーも一緒かぁ。
でもね、うん、きっかけがあると、ちょっと頭の中が動き出しそうです。
暑さで溶けかかっている脳味噌をちょっと冷やせたらいいなぁ。