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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

変化

シナリオ・センター自習室OPEN!

傘かたげ

シナリオ・センター代表の小林です。北極の氷が2030年にはなくなり、海水が薄まると生態が大幅に変わるとか聞くと、何もできない私は「まいったなぁ」としか言いようがありません。
地球が変化期に入っているのだそうですが、温暖化は人間の仕業。
温暖化をストップをするために、できることをひとりひとりが考えなくっちゃいけないですね。

また週末に台風とか。そろそろ梅雨に入るでしょうし、雨の日はちょっと憂鬱です。一番の理由はレインシューズがないからだけど(笑)
テレビを見ていたら、蛙化現象という言葉が出てきました。
蛙はあまり得意ではないのですが、アーノルド・ロベールの「かえるの哲学」が好きで、がまくんとかえるくんの物語に共感していた子供の頃を思い出していたら、全く違う話でした。
「好きな男性や憧れの人の“ちょっと気になる行動”を目撃した瞬間に、気持ちが冷める現象」を言うのだそうです。
自分の知っていることだけで想像してはダメですね。反省!ゲロゲロ!
なぜ「蛙化」というのかは存じませんが、気持ちの変化ってそういう些細な繊細な部分にあるのかと思います。
友人が離婚した理由は、連れ合いのお箸の持ち方。
毎日見ているうちにどうにもならない嫌悪感が生まれて、触れられるのも気持ちが悪くなって、パニック障害をおこしてしまうのだとか。
こういうのってどうにもならない生理現象なので、ドラマでどうみせるか、他人に伝わるかは難しい。とはいえ、人間の心の機微を描こうと思うと、こういうところも見なくては、本質に迫れないし・・・。
ドラマを描くというのは、人間を描くことなので、周りを見渡してアンテナを張り巡らせて人間のちょっとした行動、仕草などを研究していくといいのかと思います。
雨の日の「傘かたげ」なんかもその人の人間性とか年代とかが表れるかも。

自習室

シナリオ・センターに小さいながらも、自習室を設けました。
ドラマ音楽のプロデューサーの山内様、日本テレビの岡田晋吉プロデューサーから、たくさんのシナリオや、DVD等をご寄贈してただきました。
受講生のシナリオ勉強に役立ててほしいとご寄贈いただいたので、本当に嬉しく、如何に受講生の皆さんに活用していただけるようにできるか、結構悩み、検討をしていました。

台本は、基本、門外不出なので、業界の方以外は手を触れられることはありません。
シナリオ作家養成講座では、ちらっとお見せはするのですが、これが台本だよというところまででシナリオを読んでいただけるところまではできませんでした。
試行錯誤の上、やっと3階301教室に本棚を備え、台本、DVDをおき、読んだり、見ていただいたりできるスペースを作りました。
1980年代から最近までのシナリオが1000冊以上、「太陽のほえろ」「駅前シリーズ」などのDVDが網羅されています。
今後もよりご活用できるようにしていきたいと思いますが、とりあえずオープンして、使い勝手をみながら、皆さんのお声をいただきながら、修正していきたいと思っています。
6月よりオープンです。
シナリオ・センター生(講座・ゼミ・通信生)限定で、毎週月曜日13:00~18:00の間、シナリオ・センター3Fの301教室を自習室として開放いたします。(※要事前予約制)
最大5時間使用で、有料となります。(1H500円~5Hコース2000円)
シナリオをメインとした所蔵図書の閲覧やシナリオ執筆など、自習室としてご使用ください。
1日4人限定ですので、事務局窓口へお電話(03-3407-6936)かメール(sceanrio@scenario.co.jp)でお申し込みください。お支払いは窓口で。
詳細はホームページをご覧ください。ご利用をお待ちしています。

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