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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

多様性

号外!幕末かわら版(角川春樹事務所刊)

コロナ対策

シナリオ・センター代表の小林です。今日も、アッチッチ、アッチッチってかんじで、表参道は3時前に雷と土砂降りの雨に見舞われました。
だからと言って、涼しくはなりません。
全国各地で40度近くの暑さ、さもなければ線状降水帯による大雨・・・。穏やかに暮らすこともままなりません。
コロナもどんどん増えて、今日も東京は3万9千人弱だそうです。
今までは、コロナは遠くの話のかんじでしたが、今では知り合いがあちらこちらで罹患したという話を聞くようになりました。
どんどん外堀が埋められ、次は内堀、落城ももうすぐかという気になります。

万が一のために、水分(水や麦茶がいいそうです)と解熱剤を準備しておくこと。スポーツドリンクもいいのですが糖分があるので、あまり飲み過ぎないように、ひどい時だけにした方がいいかもです。
アセトアミノフェン系の解熱剤も用意しておきましょう。
ロキソニン系でも大丈夫だそうです。抗原検査キッド、パルスオキシメーターもあると安心。
それと、食べ物。自治体でも届けてくれるところもありますが、災害非常食にもなるようなものを用意しておくといいそうです。
備えあれば憂いなしです。
この国では公助はないも同然なので、自助をするしかないようです。

9月から始まる大阪校の講座がちょうど100期目を迎えるので、久々に大阪に出向きたいと思っているのですが、さて、行くことができるでしょうか。1日でも早く収まって欲しいですね。

号外!幕末かわら版

出身ライターの土橋章宏さんの新作ができました。
「号外!幕末かわら版」(角川春樹事務所刊)
「超高速!参勤交代」をはじめとする小説の数々と同様、スピーディな展開でどんどん、次から次へと引っ張っていく土橋ワールド全開で、「超高速!参勤交代」「幕末まらそん侍」「引っ越し大名三千里」のように、こちらも映画化になりそうな勢いです。

時は幕末の江戸。
好奇心たっぷりのかわら版屋銀次と絵師の歌川芳徳は、河童だの大鯰だの妖怪伝説やゴシップネタがほとんどの低俗なかわら版を売りさばいて人気を博している。
そんな銀次が、浦賀にきた黒船に勢いで乗り込んだことをきっかけに、江戸一番の物知りと名高い佐久間象山、勝麟太郎、坂本龍馬、吉田松陰、西郷吉之助など幕末の英雄たちと出会い、安政の大地震、江戸の大火事、コレラなどをかわら版で報じるうちに、真の報道の使命に目覚め、庶民のために立ちあがります。

心中を悩むふたりにかわら版のネタにするから心中しろと迫る、張り手型の出だしから銀次のかわら版がどんなものなのかがわかります。
その銀次が乗り込んだ黒船で吉田松陰に出会ったことから、次々起こる災害や事件、幕末の英雄たちとのふれあいで、銀次がどんどん変化していく様子が、面白く描かれています。さすが、土橋さん。これって、ゼッタイ映画化になりますよね。
小説を読んで、映画化を楽しみにお待ちください。

デビューは、土橋さん方式で行きましょうか。
「東京中野物語2022文学賞」そう、東京中野区主催のコンクールです。
このコンクールは小説の賞なのですが、
「テーマ、ジャンル、長編、短編不問。
まお、映画、演劇、アニメ関係者が多く居住する中野区の特性を活かすためにも、映画化、演劇化、アニメ化に繋がる作品を歓迎します。
受賞作が映画化、演劇化、アニメ化された場合は2028年度末に完成予定のNAKANOサンプラザの7000人収容する大ホールで、上映または上演されることも視野に入れた構想となります」
9月15日締め切りです。詳細はhttp://nakano-storyjp/

また、シナリオ・センター主催の「舞台脚本コンクール」の締め切りも迫っています。
8月22日締め切りです。こちらも演劇化します。

 

 

 

 

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