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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

抜け出す

IKURAチラシ

自助

シナリオ・センター代表の小林です。暑い日が続きます。コロナも月曜日では全国的に最多だそうです。
桜島が噴火して、2・5キロも先に噴石が飛んだというニュースにびっくりしました。くれぐれも気をつけていただきたいです。
自然が、人間の思うようにならないことはわかっています。
でも、人間のできることはやらなくちゃいけないと思うのです。
尾身会長が、「第7波は自助で」というような発言して、物議をかもしています。
それって、第6波まできちんと対処できていた上でいうならともかく(それでもダメだけど)、常に後手後手の対処、今度も同じことをしていて、言っちゃダメでしょ。
もはや放棄しかなくなっちゃったということでしょうか。
お上は、一人の国葬などに頭をめぐらすのではなく、これ以上増やさないように、国民の一人一人に向き合ってほしいと思うのですが・・・。
無理でしょうね。持っていると言っていた聞く耳は、どこかでそぎ落としてきたみたいですから。

ここまで棄民政策が進むと、私も国民の義務というものをかなぐり捨てたくなります。
働いてきちんきちんと納めている税金、使途不明16兆とか国葬費用とか、勝手な使いよう、ずいぶんと失礼だと思いませんか。
私たち日本人は、あまりに馬鹿にされ続けてきたせいでしょうか、どこで怒るべきか、どう怒るべきか、忘れちゃったみたいで、怒らいないですよね。
でも、諦めるのだけはやめましょう、次の世代のためにも。
暑いから怒りたくないけれど、自然と頭から湯気がでてしまう私です。

IKURA

閉塞感が漂うこういう時代こそ、切り開いてやろうという意気込みが欲しいです、創作者として。
文化庁の映像産業機構では、新たに「IKURA」というものを創りました。
これは何かというと、映画監督と映画プロデューサーを繋ぐアイデア(I)の蔵(KURA)という意味で「IKURA」だそうです。
英語と日本語の合わせ技というのもすごいですが(笑)、映画監督が生み出す新たな企画と映画化したいプロデューサーをマッチイングさせるシステムって、すごくないですか。
こういうものを創りたいという監督はたくさんいらっしゃるでしょう。
現実的に動けるとすれば、それはただの想いではなく夢がかなうということです。

シナリオ・センターも推薦者を出しているndjcでは、新人監督の育成をしてくれています。
「梅切らぬバカ」の和島香太郎監督や、「Eggs選ばれたい私たち」の川崎僚監督などシナリオ・センター出身の監督の方々もここから輩出、活躍されています。
こちらも応募してもらいたいです。
余談ですが、ndjcの年齢制限35歳まで。それゆえに応募できない方もたくさんいます。
創作脳は年齢に関係ないので、この年齢制限という枠を是非ともなくして欲しいとお願いしていますが、文化庁だからねぇ~。
来年も募集はありますので、応募してくださいね。

年齢制限に引っかかる方は「IKURA」はいい企画さえあれば、年齢に関係なくマッチングができます。
しかも、このマッチングでは、商業映画の製作実績あるプロデューサーまたは制作会社のみを対象にしているので、あくまでプロを目指す、商業映画を創りたい監督が企画を持ち込むことで、映画化が可能になりやすいようです。
詳細は、IKURAのホームページ http://www.ikura-vipo.jp
センター事務局にチラシもあります。

7月28日木曜日は、ミソ帳倶楽部「橋田賞が求めている新人脚本家とは」、橋田文化財団の理事で「渡る世間は鬼ばかり」の山崎ディレクターが、新たに映像化になる橋田賞について、お話しをしてくださいます。

様々なチャンスに果敢に挑戦してみてください。
表現をする、他人に伝える手段を持つことは、とても大切なことです。

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