夢を追い続ける

シナリオ・センター代表の小林です。今日も雨模様の表参道はちょっと涼しいです。
昨日、ATPテレビグランプリのお話をしましたが、私が、気が付かずに失礼してしまったことがありました。
優秀新人賞に山本あづるプロデューサーが受賞されtたことはご報告しましたが、この「スペシャルドラマ禍話」の脚本は酒巻浩史さん、監督は後藤庸介さんとおふたりともシナリオ・センター出身。こちらもチームシナリオ・センターでした。確か、ABC放送の矢内達也プロデューサーもとお聞きしました。ともあれ、センターで固めちゃっていたというお話です。(^_-)-☆
もうひとつ、奨励賞に「おいハンサム」が受賞していましたが、脚本協力に兵頭るりさんが入っていらしたことが判明。
もう、あまりの先輩たちのご活躍に、こちらが情報に追いつかなくて・・・ふう～、嬉しい悲鳴というか、過呼吸になりそう。(笑)
本当にありがたく、嬉しいです。

新井一は、「映像界をシナリオ・センターで席捲するのだ！」とよく言っていました。
その頃は、赤字のシナリオ・センターなのに全国行脚までして、赤字の垂れ流しだったので、ちょっとむかつき気味に「なに、夢ばっかり追いかけて」と馬鹿にしていました。
だけど、今は思います、新井の先見の明はすごい！
夢は追い続ければ実現するのです。
諦めない、続ける・・・夢を実現するのはこれだけです。

夢の実現へ

「脚本家になる」その夢を実現する、こんな新しい募集があります。
NHKが「脚本開発に特化したチーム」を創られるそうです。「脚本開発WDRプロジェクト」
最大10名をメンバーとして、それぞれがオリジナル企画で脚本を開発するというというもの。
海外ではシリーズドラマを制作する際は、複数の脚本家が「ライターズルーム」という場に集い、共同執筆するのが一般的なのだそうです。
そこで日本で初めて、ライターズルームを立ちあげられるのだとか。
自分の企画でパイロット脚本（シリーズ1話分）執筆し、構想段階からほかのメンバーと内容を共有し、ブレスト会議をしながら作っていいきます。
構成が得意な人がセリフを描くことが得意な人とコラボしたり、展開に行き詰ったときに、一緒に悩み、考え、アドバイスをくれる仲間を作ります。
才能を掛け合わせて、完成度の高い作品を作ろうというのが、このチームの狙いです。

条件は、2022年10月から2023年５月まで、週１・２回の会議に参加して脚本を提出し続けることが可能な方。
学歴・年齢不問。ドラマ業界ですでに仕事をされている方はもちろん、漫画・コント・小説・演劇・映画・アニメ・ゲームなどの分野で物語を作ってきた方、あるいは経験はなくても物語を作ることを生業にしたい方。
募集人数は最大10名。
課題脚本は、最長で15ページのオリジナル脚本ということ。締め切り2022年７月31日(日) 23:59まで
課題の詳細などは、「WDRプロジェクト」でご覧ください。

シナリオ・センターでは、7月5日に「脚本開発チーム　WDRプロジェクト」について、このチームのチーフ保坂ディレクターからお話をお聞きする予定です。
保坂ディレクターは、大河ドラマ「真田丸」「鎌倉殿の13人」、連続テレビ小説「まんぷく」、よるドラ「だから私は推しました」などの演出を担当されています。
もうすぐセンター公式HＰでお知らせしますね。

経験のある方も経験のない方も、夢に向かって走り出すチャンスです。
新しい試みですので、ご自分の力を、考えをストレートに出せるのではないかと思います。
夢実現の一歩を踏み出しましょう。