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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

表現方法

前回のS1授賞式(画面に受賞者、審査員浅田・河合がお話を)

どこで表現する?

シナリオ・センター代表の小林です。熱海の土石流のすごさに何故同じことが繰り返されるのだろうと、悔しく悲しい想いになります。
この国は喉元過ぎれば熱さを忘れる国なのですね。
何か起こるたびに、この教訓を生かして・・・といいながら、結局どこか他人事のようで、国として何も対策など考えていないのだと思います。
利権に目がくらみ、安全も将来のことも考えない開発や経済優先が、こうした大きな災害につながるのだということを、どうか上に立つ人は肝に命じて欲しいです。
東京感染者342人、どんどん先週より増えています。
なぜすぐにオリンピックを中止にしないのか、無観客にしないのか、人の命と天秤にかけるようなイベントではないのです、オリンピックは。
アスリートの努力やスポーツのすばらしさはわかりますが、それ以前の、別次元の問題だと思うのです。
今更ですが、どうしてもやるのなら、従来の方法にこだわらず、各国で各競技をオンラインでつなぐとか、一堂に集まらないけれど、オンラインの中で一堂に会することも簡単にできると思うのですが。
今はほとんどの方が、今更何を言ってもと思ってしまっていることでしょう。
災害対策にしてもコロナ対策、オリンピック対策してもこのままでは禍根を残す結果になると思います。
私たちは、未来の子供たちの、未来の日本のために常に声をあげ続けていくことが大事ではないでしょうか。
土石流で亡くなられた方々、お悔やみ申し上げます。
これ以上、災害が増えないことを願います。

なにで表現する?

7月19日、「舞台脚本コンクール2021」対策講座を、通学&オンラインで行います。
最終打ち合わせを、劇団青年座の制作担当の川上さんと金子講師としました。
たくさんの方に応募していただきたいので、シナリオ・センターの「舞台脚本コンクール2021」に対する具体的なお話をしていきます。
ですが、とても基本的な戯曲のことをお話するので、戯曲をこれから書こうと思う方にも書きたいなぁ書けそうだなと思っていただける内容になるかと思います。
是非とも参加していただき、応募していただきたいと願っています。

シナリオ・センターでは映像表現をお教えしているのですが、小説講座もアニメ講座もラジオドラマ講座も漫画原作講座も、そして、戯曲講座もあります。
何でもやっているの?と思われるかもしれませんが、創作のことなら、まあ、なんでもです。(笑)
で、そのどの講座も「シナリオ(映像表現)で学ぶ~」がつきます。
何故なら、シナリオの基礎技術が基本となるからです。
基本というのは、伝える技術です。
どんな媒体であれ、創作の伝える技術は、形が変わるだけで一緒だからです。

シナリオを学ばれた方は、色々なものに挑戦するのもありだと思います。
シナリオの基礎講座の最初に演劇と映像の違いをお話ししますね。
違いを知って、描き分けることができるなら、それはどちらのこともちゃんとわかっている、できているということですから。
何を描くかだけでなく、なにで描くかも考えてみてはいかがでしょうか。
7月26日は、シナリオS1グランプリ授賞式と対策講座があります。こちらも是非ご参加ください。

過去記事一覧

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