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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

明るい

新井一の教え

zoomゼミ

シナリオ・センター代表の小林です。今月もまたZOOMゼミとなりました。
緊急事態宣言延長とはいえ、ズルズルズルズル・・・飲食店と酒以外はなし崩しの状態で人流を止めろ、って、意味わかんないんですけど~。
希望的観測だけで、物事を決めるのは本当にやめて欲しい。
表参道は歯抜け状態がどんどん増えていて、あんなに頑張っていたのに、助けてもらえなったのだなぁと気の毒を通り越して、罰則ばかりのお上に腹が立ちます。
私たちは、な~んにもしなくてもお給料をもらえる国家議員とはわけが違うので、食べていくためには生きていくためには、必死に働くしかないのに、その場所もお仕事もなくて、にっちもさっちもいかないのです。
ねぇ、ちゃんと世の中を見て下さい。カッと目を見開いて、しっかりと見渡してください。声なき声に耳を傾けて下さい。お願いですから。

シナリオ・センターは、わけのわからないことはスルーして、粛々と安心安全を確保し、創作へ向かう、信じる道を行くしかないと思っています。
毎日、どなたもいらっしゃらなくても、消毒をしています。いつどなたがおいでくださってもいいように。
皆さんに安心してシナリオを描いていただけるように、ゼミナールもオンライン&通学のハイブリッド化を進めています。
今はもう少しかどうかわからないけれど、とりあえず我慢。
ということで、今月もZOOMゼミですが、どうぞ楽しんでください。書くことを続けてください。

先輩

こんな状態のシナリオ・センターに勇気をいただきました。
先輩ライターの上代勉さんがFacebookに
「僕にはシナリオの師匠のような存在はいないのですが、基礎的なことは青山にあるシナリオ・センターで習いました。
今や業界一のプロ輩出数を誇るシナリオ・センターも、僕が通っていた30数年前は学校というより、まだ私塾といったような感じで、マンションの一室でゼミを開いたりしていました。
僕が幸運だったのは、そこで今に繋がる優秀な仲間たちと出会えたことです。
プロになった後も彼ら彼女らの人脈から仕事の依頼を受けたり、こちらから協力を要請したり。
そんな関係があったからこそ30年も書き続けることが出来たと思っています。

それともう一つシナリオ・センターのゼミで鍛えられたのが、毎週の締め切りを守ること。
センターでは毎週20枚シナリオを提出するという課題を出されるのですが、僕はそれを厳守してしました。
その経験がプロになっても活かされ、テレビアニメであっても漫画の原作であっても、毎週必ず締め切り前に原稿を送り続けることが出来ています。」

そうなんです。上代さんが通われていた頃は、寺子屋でした。
マンションの一室で、たばこのけむりムンムンの中で授業していた頃があったのです。(今なら逃げ出しちゃう)
でも、とても濃いコミュニケーションができていました。
上代さんのおっしゃる通り、皆で切磋琢磨して、みんなで助け合ってプロをめざし、プロになってもお互いに力を貸し合っていました。
同じ志を持つ仲間って、本当にすてきです。
今は形態も変わらざるを得ない状態ですが、心は同じです。仲間の力は偉大です。そばに今はいなくても、ともに志を同じくしている友がいる・・・勇気が出ます。

50年も、赤字続きでもシナリオ・センターをやってこれたのは、みんなの志が支えてくれたからです。
上代さんはじめ、いつも支えてくれる出身ライターの皆さん、これから世に出ようと頑張っている受講生の皆さん、ありがとうございます。
なにがあっても創作の火は消えません。消しません。

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