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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

表現

「シナリオ・センター舞台脚本コンクール2020」授賞式&上演

本質

シナリオ・センター代表の小林です。
今日は、出身ライターの清水有生さんと丹羽多門アンドリウさんが「THEミソ帳倶楽部」においでくださいました。
緊急事態宣言延期始まりの今日だけに、映画の上映も心配です。
清水さん、丹羽さんが創られた映画「しあわせのマスカット」は東京・大阪は延期、地方は上映となるそうです。
地方から人気が燃え上がってほしいです。

今日東京925人、大阪974人で、亡くなった方が大阪は最多の55人だそうです。
人の死をさざ波と言ってしまう想像力も思いやりのかけらもない輩を殴り倒したくなります。
数字ではなく、一人一人に人生があり、家族があり、生活があることすらわからない、考えもしない戦時中と全く同じ感覚の持ち主ばかりのようです。
上に立つ人間は、物事を正確にきちんととらえて、責任を持って発言、行動すべきなのに。
さあ、私たちは、どう行動すればいいのでしょう。
日曜日に、出身ライターの李正美さん、小山正太さんが描かれていらっしゃる「日曜劇場・ドラゴン桜」を拝見していたら、うろ覚えで申し訳ないのですが「このまま馬車馬のまま搾取され続けれるか、それとも本質を見抜ける人間になるのか」と主人公の桜木先生が生徒たちに言っていて、思わず、今の私たちに向かって言っている?と思ってしまいました。(笑)
物事の本質を見抜くには想像力が大切です。シナリオを描くには、「人を見る目」「社会を見る目」「物事を見る目」、3つの目が必要です。
今こそ、この3つの目を見開いて、しっかりと本質を見抜いて、人間を描きましょう。

シナリオ・センター舞台脚本コンクール2021

人間を描くシナリオは、映像で表現するだけでなく、舞台でも表現できます。
久々に明るい話題です!
今年も、「シナリオ・センター舞台脚本コンクール2021」をやります。
第2回目は、劇団青年座さん全面協力を得て、大賞は舞台化します。
昨年はコロナ禍でどうなるかわからないまま始めたのですが、朗読劇という形で、劇団青年座さんの「動画工房」で配信をしていただくことができました。
舞台で見せることができないのが残念でしたが、とても評判も良かったので、今回もまずは舞台化して、リアルで劇場で見ていただければ嬉しいし、もし叶わなくても配信はしていきましょうというご協力をいただきましたので、このチャンスに是非とも応募していただきたいです。
8月20日締め切り、テーマは自由、1時間もの(400字60枚)で男女3~5人の配役のお芝居を募集します。

でも、シナリオ基礎講座の一番最初に「映像表現と演劇表現の違い」をお話しするように、同じシナリオだけど、映像と舞台脚本(戯曲)、ちょっと違うんですね。
なので、舞台脚本(戯曲)の特徴、映像との違いはわかっているけれど、どうすればいいのという方のためにも考えていますよ、お任せください。
初めての人でもコンクールに挑戦できるように、5月19日・26日の2回にわたって「シナリオ・センター舞台脚本コンクール2021」の審査員でもある金子講師が「シナリオの技術で描く戯曲講座2021」(通学&オンライン)を開講します。

映像と舞台の違いを知ることから始まり、19日は課題が出て、具体的に描けるようにしていきます。
直近に「シナリオ・センター 舞台脚本コンクール2021」への応募という目的があれば、やる気も出るし、励みにもなりますね。
講座の詳細・申し込みは公式HPでどうぞ。
実際に書けるようになってこのコンクールにバンバン応募しましょう。 
創作は、「二兎追うものは一兎も得ず」ではなく、二兎でも、三兎でも、二足の草鞋、三足の草鞋、何足でもOKです。(笑)
創作の本質は変わらない、見せ方、表現の仕方が違うだけですから。
桜木先生いわく「どれだけ本質を考える力があるかだ!」

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