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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

春はそこまで

出身ライターを囲んでシナリオ談義に花咲いた時(寺田敏雄さん、あべ美佳さん、浜田秀哉さん、荒井修子さん、柏田道夫さん)

先を見て

シナリオ・センター代表の小林です。冷たい風ですが、ひだまりは暖かく気分も和みます。
昨日は減少したかと思った東京感染者数も今日は412名。
政府は緊急事態宣言を前倒しで解除しようとしていますが、小池都知事は「解除する状況ではない」と明言。
東京都医師会会長は、「1日500人で解除すると4月にまた第4波が来る、重症者が減っているというが、そのうち40%が亡くなっているのだ」とおっしゃっています。
いいことも悪いことも含めて、今この国には、真実というものが見えてきません。
こんなに人を信用できない状況になって、何か事が起きたら、これ以上のことが起きたら、どうなるのでしょう。考えたくな~い。

この国のお上たちは、ネアカの方が多いらしく、都合のいいことだけとらえて、ポジティブ(?)な自分勝手な解釈をされます。反対意見は受け入れず開き直るし・・・。
世界的にどう思われていようと、国民がどう思おうと何にも感じていない様子、世間知らずな人の集まりのように思えます。
日本国憲法も無視していたけれど、今度はオリンピック憲章も無視して、これではどんどん国民と離れていく感じがします。
春はそこまで来ているのですから、明るい気分で過ごせるようになりたいです。

描く

1月、2月と、シナリオ・センターの基礎講座が相次いで開講されました。
1月は141期シナリオ作家養成講座。6か月間のメイン講座で、木曜日の昼の部、夜の部の2部制です。
2月は2月シナリオ8週間講座。2ヶ月で土曜日の朝の部・昼の部の2部制です。
どちらも、通学とオンライン併用ですが、どちらの講座も昨年を越える人数の方々が受講してくださっています。
緊急事態宣言下ですが、昨年から比べると、通学の方も増えています。
通学は定員を設けているので、もちろん満席でもソーシャルディスタンスが保たれているので心配はありません。
リアルで受講されたい気持ちはとてもよくわかりますし、講師も受講生の方のお顔を見ながらの方が乗ります。だって、無観客でカメラの前で話すって、役者ではないので結構難しく、息継ぎ一つ緊張してしまいましたもの。(笑)
でも、せっかく通学されても常の講座であれば、講座終了後、お茶を飲んだり、お酒を楽しんだり、仲間づくりができるのですが、悲しいことに今はできません。
終了すると、そそくさ話す間もなく帰るしかないのが現状です。
なんせ、個食、黙食推奨ですから、孤独のグルメを気取るしかありません。
それでも、さりげなく5分くらいのおしゃべりはしたいものです。
みんなでワイワイシナリオ談義に花を咲かせる日が、1日でも早く来ることを願わずにはいられません。

オンライン受講では、遠方から受講されていらっしゃる方々が30%近くいらっしゃいます。
北海道から沖縄まで各県勢揃いという感じですし、ニューヨーク、上海から受講されていらっしゃる方も。
オンラインだからこその出会いは嬉しいものです。
オンラインの方は遠慮なくチャットで質問してくださいね。
シナリオ・センターの講座はすべて、講師の講義と受講生の方々の執筆力が相俟って初めて成立します。
通学であれ、オンラインであれ、どんな受講方法でも、大事なのは、宿題を描くことです。
なによりも、描く、描き続ける、それがライターへの一番の早道です。
映像表現の技術を生かして、あなた自身の創作を楽しんでくださいね。

今日も、月刊シナリオ教室の掲載作品を読まれて、某映画会社のプロデューサーの方から、作品の作者と会わせてほしいとのご依頼がありました。
そう、チャンスはいつでもあるのです。描き続けてさえいれば。

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