menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

今まで気がつかなかったもの

怒りもエネルギー

シナリオ・センター代表の小林です。ついに7月になりました。で、3カ月ぶりにシナリオ・センターは、通学再開となりました。
皆さん、喜んでいらして下さり、課題もしっかり描いていらしたようです。嬉しいことですね。
消毒して、検温して、マスクして、ソーシャルディスタンスで着席していただきます。
ホワイトボードに人物表を書く時は、使い捨て手袋を装着して、マジックを使っていただきます。除菌ウエットテッシュもご用意しています。
マスクを忘れた方には、マスクもご用意しています。マスクの代金は医療関係に寄付します。1枚50円以上の寄付でお願いします。

今日の東京は67人の感染者。東京アラートは何が起きてももう出さないらしく、なんだかよくわからないモニタリング指標(?)で、感染者数だけでバタバタしちゃいけないのだそうです。
都知事選が終わるまでは、なにが起きても現都知事は動かないようですが、コロナは都知事選など知ったこっちゃないですよね。大事になりませんようにと祈るばかりです。
私の周りは、議員、公務員のボーナスに、怒り心頭です。
食べるものも、住むところもままならない人たちが増えているというのに、倒産する会社やお店も増えてきているというのに、何故平気な顔して当然のようにもらうことがきるのでしょう。大赤字の日本国から平気な顔してボーナスをもらうなんて、言語道断、どんな神経の持ち主たちなのでしょう。
だけど、怒っているだけではなにも始まらない、平常心でこの危急存亡をわが手で乗り越えます。フ~!深呼吸!!

映画は・・・

嬉しいニュースです。少しずつですが、延期されていた映画の上映日が決まってきました。
出身ライターの方々の映画も、まだストップのものもありますが、徐々に公開情報が出てくるかと思います。今わかっているのは、
吉田玲子さん「のぼる小寺さん」7月3日公開
鹿目けい子さん「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」7月3日公開
辻野正樹さん「河童の女」7/11公開
杉原憲明さん「青くて痛くて脆い」8月28日公開
五藤利弘さん(監督)「おかあさんの被爆ピアノ」8月8日公開
保坂大輔さん「妖怪人間ベラ」9月11日公開
荒木伸二さん(脚本・監督)「人数の町」9月4日公開
吉田玲子さん「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」9月18日公開
清水友佳子さん「ホテルローヤル」11月13日公開
映画館はソーシャルディスタンスがきちんとされているので、一応女性の端くれの私は、くさいおっさんとか、おしゃべりなおばさんたちとか、いちゃつくカップルとか、ポップコーン食べすぎの若者とかが(失礼!)隣にいないだけ、普段より快適に観ることができているかも・・・。(笑)怪我の功名?
こんな時だからこそ、物語の世界で楽しむのも一興かと思います。
映画評論家で「さよなら」おじさんで有名だった故淀川長治さんは、
「映画とは国と国の垣根をなくすことね。映画とは世界の言葉を持っていることね。映画とはみんなが見るものね。映画とは人間を知ることね。
これほど人間について教えてくれるものはないのね。」と。
ひととき見たくない聴きたくない腹立たしい現実を忘れて、映画の楽しさを味わって、平穏な心を取り戻しましょう。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ