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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

まだまだ

プラチナエイジ3(双葉文庫刊)

マスク命

シナリオ・センター代表の小林です。
通常国会がこの大変な日々の中で閉会していかばかりかとニュースを見ていたら、連れ合いが突然言いました。
「毎日、洗濯たいへんだなぁ。安倍さん。うちのアベノマスク、洗い替えに送ってあげたらいいよ。」確かに1世帯2枚ですもんね。
すっかりコロナや国会での一喜一憂に飽きてしまった私ですが、笑えた。ちょっと息ができた。(笑)
今日もまた東京は、感染者41人だそうです。
「飽きちゃったも~ん。」で済むわけもなく、7月再開に目指して、祈る気持ちで、準備を進めています。
今日も教室配置をあれこれしていましたが、講座をするホールはOKなのですが、ゼミナール教室は広さもまちまちだし、全員いらしてほしいけれど、全員いらした密になっちゃうクラスもあり、頭を悩ましています。
みなさんに、7月からの出席の意向をうかがっています。
今まで、できるだけたくさんの方においでいただきたいというのが私の願いだったので、本当に悩ましい。ほどほど・・・でって。(笑)
濃厚接触の定義は、変化していて、最初の2メートル以内の接触から、今は1メートル以内15分以上の接触となったそうです。
接触って、向かい合ってマスクもなく話していたら怖いけど、コンサートやお芝居や講座のように全員が同じ方向を向いて、おしゃべりもせずに静かに観ているのは問題ないというお医者様もいらっしゃるし、コロナの研究が進んでいけば、対処方法も変わってくるようなので、常に気をつけて、安全安心の居場所づくりをしたいと思っています。
みんなでおそるおそる生きていくしかないのでしょうか。マスク命です。

プラチナエイジ3

先日ご紹介した清水有生さんのテレビドラマの小説化第3巻、最終章が刊行されました。
「プラチナエイジ3」(双葉文庫刊)
この小説は、ドラマのノベライズ化ではなく、清水さんが小説に書き換えたものです。
もちろん、登場人物は変わりませんし、お話はドラマでも起きたことですが、ドラマとは一味違えているところが素晴らしいです。
60歳のからの生き方を描いた小説ですが、昨日ご紹介した「橋田賞脚本新人賞」を受賞された小泉理恵子さんがおっしゃったように「やりたいときが適齢期、人生に遅いはない」という生き方を探っている3組の夫婦の物語です。
しかも3組とも波乱万丈。
第2の人生といわれる60代は、定年になったり、病気になったり、子どもの独立だったり、変化の多い年代ではあるのです。
そんな60代の夫婦に色々な事件事情が発生します。そう、キャラクターがしっかりできているから、石を投げるとどんどんドラマが生まれてくるのです。そして、そこに大きな変化がみえてくる。
文庫の巻末に「プラチナエイジ・主演女優仲良し同窓会」というコーナーがあり、主演の3女優榊原郁恵さん、宮崎美子さん、池上季実子さんが楽しく撮影の思い出話などをされながら、60歳で一区切りはつくけれど、この先20年も30年どうなるのか悩まれていましたが、大丈夫。
ドラマや小説が、シリーズ化できるのは、毎回申し上げるようにキャラクター、このドラマでいえば、3組の夫婦でこれからもどんどん進んでいけるのです。やすらぎの里になっても。(笑)
魅力あるキャラクターづくりを考えていきましょう。

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