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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

エンタテイメントの力

二宮金次郎社員研修用チラシ

大寒

シナリオ・センター代表の小林です。日曜日に138期シナリオ作家養成講座の説明会を行いました。
前日は、雪や氷雨が降っているところが多かったので、ちょっと心配していましたが、当日の表参道はきれいな青空、ちょっと寒いけれど気持ちの良い天気に恵まれました。
やはり1年最初の講座開講ですので、思い入れも強く、この1年の幸先を占うような気持になります。
日本中の人にシナリオを書いてもらいたいと願って50年。この半世紀でどのくらいの方にシナリオを書いてもらうことができたのでしょう。
創設から20年くらいまでは、破棄したわけでも隠したわけでもないのですが(笑)、データとしてきちんとできていなくて正確な数字はよくわかりません。10万人はいらっしゃるのかなぁ。
ここ10年は、シナリオの技術をお教えする講座だけでなく、シナリオの技術を使って企業研修や子供シナリオなどにも力を入れてきているので、違った角度からシナリオに接していただいている方がどーんと増えました。
でも、人数が多い少ないという数字ではどうでもよく、シナリオを知って、ご自分の生き方、考えや想いを表現してくださっている方がひとりでも増えていただければよいのです。
特に昨今は、情報操作などで、知らず知らずのうちに思考をストップさせられている方も見受けられますので、そういう方々がシナリオを描くことできづいてくださったら嬉しいのです。
新井一は、「自分の考え、想いを伝えられる人が一人でも多くなってほしい」と願って、シナリオ・センターを創設したのですから。
なので、シナリオ・センターは徹底的にシナリオの技術のみをお教えしていく、その技術を使って、個々の感性を伸ばしていただくことをポリシーとしています。
人はみな違いますから、それぞれがそれぞれの思いの丈を描くこと。創作には正解がありません。
今日は大寒。暦の上では1年中で一番寒い日ですが、暖冬のおかげ?、暖冬のせい?どちらの表現がよいのかわかりませんが、さほど寒くないのがちょっと心配な大寒です。

エンタテイメントが研修に

出身の五十嵐巧監督が演出され、柏田道夫さんが脚本を担当された映画「二宮金次郎」は全国各地で上映され評判を博しています。
東京では、東京都写真美術館ホールで1月2日から26日まで上映されています。まだの方は、今週いっぱいですので、是非ともご覧ください。
「二宮金次郎」は映画としてもちろんよくできているのですが、なんと研修に使いたいという熱い上映オファーが大中小企業、各種団体からたくさんあり、商業映画としてはちょっと面白い展開になりました。
さすが、ドラッカーも松下幸之助も渋沢栄一も、経営の神様たちに心酔されている「二宮金次郎」だけあって、社員の意識改革になるというので、研修として使いたいのだそうです。
その声に応えて、社員研修用セットが作られました。
映画「二宮金次郎」ライブラリー版DVD1枚 研修用素材データCD-ROM
(受講生用ワークブックPDFデータ・研修担当者向け運営の手引きPDFデータ・受講生用アンケートサンプルPDFデータ)、小冊子「二宮金次郎の世界」、映画「二宮金次郎」読本今に生きる二宮金次郎のセットで98000円(税込)にて販売されています。
社員研修用セットの詳細は、https://ninomiyakinjirou.com/librarydvd/
二宮金次郎ならではの展開とびっくりですが、エンタテイメントでも、内容次第ではこういう違う形でも有効な使い方がされるのですね。
楽しみ方が倍増しました。

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