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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

夏休みを過ごす

昨年の川喜多子どもシナリオ・映画教室

今までとは違う

シナリオ・センター代表の小林です。今日は異常な暑さでしたが、昨年の猛暑から比べたらましなのかも???と思いつつ、ふ~、暑い。
この週末は台風が上陸とか、近畿・東海・関東甲信・東北は大変らしいですし、梅雨明けはどうなったのかわかりませんが、気候不順もいいところの昨今、ひたすら気をつけるほかないようです。
どうぞ、災害に体調に気をつけてください。
「今までとは違う」ということを頭の片隅に入れておかないとまずいことになりそうです。
「大丈夫」は禁句です。

子どもシナリオ・映画教室2019

来週火曜日・水曜日は鎌倉でこどもたちと過ごします。
 「子どもシナリオ・映画教室2019」の始まりです。それこそ、猛暑や大雨でありませんように。
川喜多映画記念館さんのご尽力で「子どもシナリオ・映画教室2019」は9回目を迎えます。
小学4年生から6年生までの教室ですが、確か初回は子供が集まらず23年生も一緒にやりました。
その子たちも、もう高校生か大学生になっているんだなあ・・・と思うと感慨深いものがあります。
昨年、前に参加したお嬢さんが高校生になって顔を見せてくれました。その時は弟さんが参加していたのですが、その姿を見ながら「またやりたいなあ」「ねえ、中学・高校生の部も作ってよ」と嬉しい提案をしてくれました。
この「子どもシナリオ・映画教室」の体験が心に残ってくれていることが本当に嬉しいです。

暑い中、熱中症を心配して、「水を飲め」「帽子をかぶれ」「日陰で休め」と口うるさくいうだけの役目の私ですが、嬉しそうに飛びついてくれると疲れも吹っ飛びます。
この教室では、先生という人はいなくて、講師もスタッフも子供たちもみんなあだ名(ニックネーム)で呼ぶので、孫はまだいない私ですが、子どもたちには「ばあば」と呼んでもらっています。
最近、学校ではいじめにつながるからといって「ニックネーム」で呼ぶのは禁止というところもあるようですが、なんだか本質が違うような気がします。
私が「ばあば」と呼んでというと、「え~、それは悪いんじゃないの」とか「ばあばはまずいでしょ、偉いんだから」()と誰かが必ず言ってくれます。
ちゃんと子どもは判断するのです。
ニックネームをつけるのが悪いのではなく、いじめにつながる心無いニックネームをつけるのが悪いわけですから、そこをきちんと教えればいいだけだと思うのですが。
その発想でいうと、人を傷つけるから、人と喋るもダメ、会うのもダメ・・・と人間関係そのものが、そのうち消滅してしまいはしませんか?
人はみんな違ってみんないい、それぞれに足りないところも、秀でているところもあり、考え方や思うこともみんな違うのだから、他人を否定するのではなく、とことんコミュニケーションをとり、自分と違う人をどう受け止めるかということをしっかりと大人が教えればいいのです。
大人がしっかりとした人間関係づくりができていることが前提ですが、嘘はつく、文書は隠す、下の人につらいことばかり押し付ける、好きな人だけ大事にする、そんな大人たちには無理かもしれませんけれど。悲しい・・・。

「こどもシナリオ・映画教室」では、そんなことに躊躇なく、楽しくあだ名で呼びあい、知らない子ども同志が言い合いしながらお互いを認め合って、シナリオを描き、ひとつの映画を創っていく、そんな2日間を今年も展開していきます。
暑いかもしれないので、参加するお子さんたちは、お水・帽子を忘れないでくださいね。
来年は10年目を迎えるので、同窓会もいいかもと川喜多さんのスタッフとも話しています。
もうこの歳になると子供のパワーにとりつかれて疲れてしまう私ですが、エネルギーチャージして、パワー全開で頑張ってこようと思っています。

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