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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

桜を愛でる

お花見

シナリオ・センター代表の小林です。桜も今週末が見頃とか。ところが日本国中ちょっと怪しい天気らしいのです。咲き始めの桜、まだまだみんなに綺麗な自分を見せたいに違いありません。なので、春の嵐にも耐えてくれることでしょう。
こんなお花見はいかがでしょう。
渋谷の「Barまいどおおきに」は演歌歌手の川中美幸さんのお店ですが、毎週日曜日、豚玉&ドリンクを楽しみながら、シナリオ・センター柏田講師の小説「武士の料理帖」の江戸風味のお料理を朗読の中で満喫するという朗読会イベントが行われています。
4月7日(日)18:00~、4月14日(日)13:00~、4月21日(日)13:00~、18:30~。
毎週朗読者は変わり、役者さんだけでなく、舞踊家、歌手、ヴァイオリニスト、声優、ナレーター、トレーナー、落語家などなど。多種多様の朗読者から「武士の料理帖」珠玉の4編を毎週聴くことができます。
渋谷って桜がなさそうですが、見どころが結構あります。
駅から2分の桜ヶ丘町の桜通りは、桜の木が折り重なってトンネルみたいで素敵です。シナリオ・センターの氏神様でもある金王八幡宮の金王桜も有名です。
ハチ公前もハチ公に桜の花びらが・・・。
「Barまいどおおきに」におでかけくださるなら、鍋島松濤公園がお勧め。松濤ですので直近です。
桜に酔い、朗読に酔う。ただ飲むだけでなくちょっと文化的な香りもつけて、今年のお花見はいかがでしょう。

春の図書館

こちらは、桜も咲いている青山学院キャンパスで、なんと机を並べた同級生の二人のプロが、参加者を巻き込みながら、「図書館の使い倒し方」を楽しくお話します。
青山学院校友会「母校への貢献委員会」主催で、シナリオ・センター講師柏田道夫と朗読家・俳優の河崎早春さんとのコラボ企画です。
「柏田道夫と河崎早春のネタの探し方から始まって図書館の使い倒し方」
3月30日(土)13:30 青山学院大学青山キャンパス総研ビル11階第19会議室。
最近は資料探し、ネタ探しは本当に楽になりました。PCで検索すればあっという間に情報が寄せ集まってきます。
でも、それだけでいいのでしょうか。確かに便利なのですが、深く学ぼう、知りたいと思う場合はそれでは間に合いません。
また、ネタ探しとなると、そこに隠れたものを探すことが大事になります。
ただこういうものだということで済むわけではありませんから。
本を読むということは、行間に潜んでいるものをみつけだすことでもあるかと思うのです。そこに創作の大本が隠されている気がします。 
新井一の蔵書を始末する時に古書店に言われました。今では資料本はよほど必要とされているか希少なもの以外はデータ化されているので古書を必要とされていないと。
「そんなものかなぁ」ととても寂しい気がしました。
新井が集めていた演劇史、明治史、吉田松陰、田中正造、岡倉天心、映画、落語、戯曲・・・。
確かにボロボロになっていたり、紙が変色していたり、旧かなだったりと読みにくいといったら読みにくいのですが、でも・・・そこから見えてくるものはデータとまた違った意味合いで貴重なものですし、それを読み取ることが大事なことだと思うのですが。
今回、柏田講師と同級生の河崎さんは、ご自分の経験も含めて、本はどれだけ活用でき、活用すべきなのかという観点も含めて、図書館の利用法、自分の図書館を持つ効用などをお話してくださるようです。
どうやってネタを探せばいいのか、図書館はどうなっているのかなどのお話を楽しんでください。
シナリオ・センターでは、下落合図書館、角筈図書館などでシナリオ講座などをやらせていただきました。
図書館には本だけではなく、こんな面白いイベントなども行われています。

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