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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

持続力

講義する柏田講師

東京マラソン

シナリオ・センター代表の小林です。昨日は雨の中、東京マラソンでした。私の友人も完走しました。
マラソンとか山登りとかコツコツ頑張らなくてはいけないことが苦手な私は、マラソンランナーの気持ちはさっぱり理解できないのですが()、なぜかマラソン好き、山好きの友人が多くやたら勧められます。
昨年も応援しましたし、友人の走る姿には感動しますが、それは自分ができないからで、私自身はとてもではない、走りません。誰がどんなに言っても走りません、登りません。()
私はどちらかというと瞬発力勝負。持続力がない。悲しいかな、絶対に大成しないタイプです。

 持続力
、何をするにも持続力が一番大事なのではないかとは思っています。
言葉でいうのは簡単ですが「持続する」という行為は、本当に大変なことです。
マラソンランナーの友人から貴重なお話を伺いました。もう限界だ、走れないとめげそうになった時に「頑張れ~!」の一声の応援がとても力を与えてくれ、再び動けるようになるのだと。
誰だって一人で頑張り続けるのはとっても難しい。だから、応援してくれる人や仲間がいることが支えになるのですね。
これは、シナリオも一緒です。書き続けるというのは至難の業です。
コンクールに受からなければがっくりきてもうやめたくなる。ゼミであまり受けなかったら嫌気がさす。どなたもあることです。わかってもらえない・・・。
今、シナリオS1グランプリの審査中ですが、どんなコンクールでも受賞者は2%です。言い換えれば98%の方は落ちるわけです。
でも、コンクール受賞者のほとんどが書き続けた方、たまにビギナーズラックがあっても、その後プロになれる方は、やはり頑張り続けた方が圧倒的です。
書き続け、他人に見せる・・・♪もらい泣き、もらい恥、もらい笑い♪です。それを続けていくことで伝え方ができるようになるのです。
 
自分はできないくせにとお小言をいただきそうですが、私にも唯一自慢できることがあります。(笑)
そう、応援です。そろそろ50年も応援し続けています。
仲間もいます。応援する、支えてくれる講師もいます。あなたには頑張ってほしいと、私も応援させていただきます。

4月6日から土曜日の4回にわたって「公募コンクール対策講座」が開講します。
ひとりではない、力を貸してくれる人がいっぱいいます。

小説も持続力

シナリオ・センターの講座ではありませんが、朝日カルチャーセンターで柏田道夫講師が「ミステリーの書き方」と銘打ってミステリー小説のテクニックをお教えする講座があります。
4/115/96/13月一回3回講座です。

シナリオ・センターでも6月29日から毎週土曜日4回で柏田講師で小説講座を行いますが、ミステリー限定でという方、朝日カルチャーで学べます。
物語を面白く秘訣こそがミステリーです。謎や秘密を巧みに織り込んで、読者を物語の世界に引っ張り込みます。
新井一の「シナリオの技術」には、ミステリーとサスペンスの違いが書かれています。
創作をするときにはやみくもに頭に浮かんだものを書くわけではなく、ジャンルを決め、テーマを決め、キャラクターを決めて書いていきます。
基本の「サスペンスとミステリーの違い」も知らずに書かれても、なかなか読者へ伝わりません。
柏田の「ミステリーの書き方」はミステリーの造り、運び方の基本から応用まで、実際に書いてもらって講評・合評をするのだそうです。
ご参加ください。(よその講座まで応援しています。(笑))
その後、センターの小説講座でもっと色々なジャンルへ挑戦においでください。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ