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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

子どもも大人も

新米女医ですが異世界では活躍しています(コシミック文庫&刊行)

朝の光景

シナリオ・センター代表の小林です。風花のように時々雪が舞っています。寒さに身を縮めて、ポケットに手を突っ込んで歩いている横を元気な声が通り過ぎます。
我が家の周りには保育園が多く、私の出勤時間あたりはお散歩時間なのか、あちらこちらから保育園児がにぎやかに歩いてきます。
保母さんは、小さな手を握りながら整列して歩くことも難しい2,3歳児に目配りしつつ声かけしながら歩いていきます。大きな保育用乳母車には4~5人の子供たちを乗せて・・・。 仲良く歩きながら嬉しそうにはしゃぐ子供たちがほほえましいです。
子どもたちの幸せな声が響くのは、保母さんたちのおかげです。
子供の命が託されています。責任の大きな仕事です。
なのに・・・片時も目が離せない大変なお仕事の保母さんの賃金、居眠りできる議員たちの1/10にもならない・・・。
本当にこの国は子どもを大事だと思っているのでしょうか。
私も二人の子供を保育園に預けて仕事をしてきたので、保育園のありがたみは骨身にしみています。どれだけ保母さんに助けられたことでしょう。
子どもの命を預かる保母さんや、介護士、看護師の方々と居眠りしてもできるお仕事の方々と賃金体系を反対にしたらいいと思うのですが。USJの年間パスポートではなくてね。
朝からこんなことを思いながら歩いているのはおかしいでしょうか。子どもに未来あれ!(笑)

楽しい1年に

今月も映画館通いに忙しくなります。
2月1日公開「雪の華」岡田惠和さん、「七つの会議」李正美さん、
「コラショの海底ワクワク大冒険!」広田光毅さん
2月2日公開「恋の豚」鈴木愛さん
2月8日公開「劇場版幼女戦記」猪原健太さん
2月15日公開「トラさん~僕が猫になったワケ」大野敏哉さん、「フォルトゥナの瞳」坂口理子さん
2月17日公開「怜々蒐集譚-キネマ-」潮楼奈和さん
2月22日公開「凛-りん-」渡邉真子さん、「サムライマラソン」(原作)土橋章宏さん
2月23日公開「お前ら全員めんどくさい!」中村能子さん
毎週、映画館通いが楽しい、冬の大娯楽。(笑)いろいろなジャンルを楽しんでください。

最近ファンタジー系が人気のようですが、SFファンタジー系は、好きな方は大好きだけれど、難しいと思われる方も多いようです。
亜坂たかみさんが初めてファンタジー小説「新米女医ですが、異世界では活躍しています」(コスミック文庫&刊)を書かれたときに、たいへん戸惑ったそうです。
その時「自分でどんな世界でも構築していいのだ」と編集者に言われて、パッと創作の世界が広がったとおっしゃっていました。
そうなんです。ちょっとテクニックを教えてもらえれば、SF・ファンタジーは難しいと思われている方でもOK。面白いものが書けるのです。
ちなみに亜坂さんのご本2作目いきます!

SF・ファンタジーも、実はフツーのドラマと同じ人間ドラマなんです。
ただ、そこに例えば異世界をもっていくとしたら、どんな風に持っていけばいいのか、どんな世界観にすればいいのか、どうみせればいいのかという技術を知ればいいだけなのです。
3月5日から開講の「3ステップで力をつけるSF・ファンタジー講座」は、「わかりづらい」「ひとりよがりになりやすい」「想像の翼を広げにくい」方々のために、まず、どんな風にすればいいのかというテクニックを知って、実際に使ってみよう、書いてみようという講座です。
ちょっとご自分のジャンルを広げてみるのも、今年の新たなステップになります。

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