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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

私のドラマ、脳が変わった

ミッションを指令する当局の浅田工作員と新井工作員

完璧「ミッション・インポッシブル」

シナリオ・センター代表の小林です。昨日までの2日間、小林は当局代表として、スタッフ及び講師は当局工作員、全員黒のTシャツで身を包み、受講生はエージェントと呼び、完璧「ミッション・インポッシブル」で過ごしました。
トムクルーズさながらのエージェントたちには、不可能なミッションを遂行していただきました。(笑)
エージェントの皆様、お疲れ様でした。

 

サマーセミナーでは、「45分で描け!5つのミッションをクリアせよ!」とインポッシブル、不可能なミッションを指令しました。しかも、12時間ほぼ休みなしで。
短時間で描くということに、心配された方が多かったようですが、このすごいミッションをどなたもこなされました。
アンケート(回収率85%)を拝見すると、45分間で描けたご自分にビックリされ、自信を持たれた方が90%以上でした。

しかも、5回行うゼミも毎回、工作員(講師)もエージェント(受講生)もシャッフルして、ゼミグループが変わるという大移動つき。
こちらも、初めてのやり方なので、どうかなあと心配していたのですが、いっぱい他人の作品を聴くことで、すごい刺激になった、勉強になった、色々な講師講評を聴けて為になった、たくさんの人と知り合えてよかったと98%の方にシャッフルも楽しんでいただけました。

実のところを言えば、もちろん「誰もができる」「誰もが楽しめる」と信じて企画したものの、ちょっと不安な仕掛け人、いや当局のボス小林でした。
まだ基礎のシナリオ作家養成講座、8週間講座に入学されたばかりの方や独学の一般の方が大勢参加されていたし・・・。
で、でも・・・そんな心配は全く無用でし。杞憂でした。嬉しかったです。
短時間で書くためには、「ミッションだけ考える」「ストーリーを考えない」「浮かんだものをとりあえず書いてみる」というポイントも功を奏したようです。
これは長いものを描くときも一緒で、「シーンを描く」その1点のために考えればいいのです。
技術を駆使すれば、魅力的な作品が生まれます。

脳が変わった!

ラストのトップエージェントを決めるコンクールでは、
16日Aコース「馬のシッポ」安斎北都さん(通信研修科)
17日Bコース「こらえる先輩とこらえない後輩」鈴木幹也さん(本科)
トップエージェント賞、成功報酬(賞金)1万円をゲットしました。
おめでとうございます。

12時間拘束で、ひたすら描き続ける。かつ90分ごとに3階へ行ってミッションの指令を見る、また描く、仲間と共有し・・・を繰り返すこと5回。
こんなハードなこと、大人になって、お金を払ってなかなかやれるものではありません。(笑)
私は、2日間1階と3階を行ったり来たりしていたせいか、本日は、筋肉痛です。(涙) 
でもね・・・。

今日、18本目の20枚シナリオを発表された本科のUさん、「今までと全然違う」「映像的になった」「うまい!」とクラスで大絶賛されたそうです。
今まで説明が多く、変化がわかりにくいといわれ続けていらしたそうで、ご自分自身、サマーセミナーで「脳が変わった」とおっしゃるほどの変身を遂げ、映像的変化を描かれました。
涙が出るほどうれし~い!!皆さんにUさんになっていただきたくて、企画してきたのですからから。

トップエージェントになれなかった方たちも、自信を持ってください。
Uさんの体験を申し上げるまでもなく、絶対に力になっています。脳が変わっています。
「宿題は45分あれば描けるのだ」ということを実感されたというAさんはじめ皆さん、映像を生む瞬発力は、「技術」だということを体得されたと思います。 どんどん描いてくださいね。
御疲れ様でした~!!

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