menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

18日から伊参スタジオ映画祭

シナリオ・センター代表の小林です。出身ライターの羽ノ浦和美さんの「幸せなら手をたたこう」(BSプレミアム・8月放映)が、NHK編成局長特賞、ギャラクシー賞奨励賞を受賞されました。この作品は、羽ノ浦さんご自身の企画で、ドラマのシナリオ、ドキュメンタリー部分のインタビューと八面六臂の活躍の作品なので、お喜びもひとしおだと思います。おめでとうございます。
2016伊参スタジオ映画祭

受賞作といえば、今年はどなたが獲られるのでしょうか。11月18・19・20日と3日間にわたって行われる「伊参スタジオ映画祭」。今年も、シナリオ・センターの方々が応募されたことと思います。
短編・中編のシナリオで大賞作をご自分で映画化するというコンクールなので、映像大好き人間には堪らないコンクールです。
受賞作を必ず映像化するという意味では、昨年で富士山河口湖映画祭がコンクールを中止してしまったので、伊参スタジオ映画祭の頑張りはとてもうれしいです。
山の中の小さくて大きい映画祭というキャッチフレーズのように、伊参(いさま)は群馬県中之条駅からまたバスで奥へ行くというちょっと辺鄙なところですが、無料シャトルバスもでて、会場でも町を上げておもてなしをしてくれる心の温かい映画祭です。草津温泉もすぐです。
 

今年は、この中之条町の学校(映画祭の場所です)で撮影された小栗康平監督の「眠る男」、篠原哲雄監督の「月とキャベツ」上映20周年を記念して、すごーーーーいゲストがいらっしゃいます。
11月18日は、「眠る男」の小栗康平監督が講演。
11月19日はなんと「64‐クロヨン」の主演の佐藤浩一さんと原作者の横山秀夫さんがいらっしゃり、前後編上映された後15:00から対談。
その後「月とキャベツ」上演後、主演の山崎まさよしさんと篠原哲雄監督のゲスト対談が行われます。 

もちろん歴代の大賞作品も、18日はセンターの川合元さんの「捨て看板娘」、赤羽健太郎さんの「珈琲色彩」、20日は澤田サンダーさんの「ひかりたび」松井香奈さんの「弥勒のいと」(2014年)が上映されます。
松井香奈さんは伊参で大賞を受賞されたのがきっかけで、現在放映中の「プリンセスメゾン」(NHKBSプレミアム)、湊かなえ原作の映画「少女」の脚本も手掛けられ、活躍されています。ジャンプするきっかけは、人様々ですが、伊参スタジオ映画祭は、ご自分で制作するだけあって、力のつくコンクールと言えるかもしれません。
まずは、映画祭を楽しんで、次は、挑戦してみてください。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ