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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

イメージ=映像化をする

 シナリオ・センター代表の小林です。明日4月29日から、シナリオ・センターは56日まで、ゴールデンウイークのお休みをいただきます。
お休みの時間をどれだけ有意義にお過ごしになるか、作家生命もここにかかっているかも知れません。私は寝て過ごしますけれど()

 日本女子体育大学

昨日は、日本女子体育大学のキャリアカフェで、シナリオを使って「伝える」からもう一つ踏み込んで「伝わる」技術をお教えしてきました。
特に体育大学ということもあって、単純に受け継がなければならない技術や風習も多く、わけのわからないまま代々やっていたことが多いとか・・・。

後輩を指導したり、相談を受けたり、先輩と話したりすることも自分が一生懸命やっているのに、なんで伝わらないのか、聴いてくれないのかが大きな悩みだったようです。
伝えたいことを伝わるようにするポイントは、映像化。
具体的に話すことで「イメージの共有」ができるので、伝わるのです。
シナリオをちょっと描いていただき、友達と読み合いをしてもらったところ、具体的なイメージを描けて、上手く伝わったようで、全員とても喜んでくださいました。
成功!!
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いきなり作詞ができてしまう本

イメージするというのは、とても大切だということです。
作家集団XCの葉月けめこさんが「いきなり作詞ができてしまう本!~80年代ヒット曲がお手本~」(言視BOOKS刊)を出されました。
80年代のヒット曲をお手本にワークシート付きで、誰でも自分の想いを詩(詞)にできるという画期的な方法。
「ヒット曲の多くは、誰でもが経験したことのある、わりとよくある話を描いています」とけめこさん。
そう、お話を具体的にイメージすることで、自然と詞がでてくるというもの。
歌詞作りも、シナリオ作りも、人間関係づくりも、実はみーんなおなじです。

ボクシングガールズ

読んでいると、映像が浮かびます。「ボクシングガールズ」(TO文庫刊)。
出身ライターの澤田文さんが初の長編書下ろしです。
ボクシングで生徒を怪我させた過去を持つ教師が、女子高でボクシング部を創らされ、コーチする羽目に。過去の傷を抱えている主人公、女子高生たちに助けられながら、自分自身も再生するお話です。最後、ウルッときます。
ボクシングのボの字も知らない、見たこともない女子高生たちが、ボクシングにはまっていくさまが、目に浮かびます。
ボクシングの試合は、読みながら痛みが伝わってくるようです。
澤田さんの描写力はさすが。読者にイメージを伝えることこそ作家の使命ですね。

 

明日から、シナリオ・センターは、56日までゴールデンウイークのお休みをいただきます。
ちょっと長い休暇になりますが、連休明けには、楽しいお土産話を携えて、シナリオの肥やしにしてください。
では、5月、初夏の風とともにお会いいたしましょう。

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