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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

過去現在

シナリオから始まる。これからの10年も

逝く人

シナリオ・センター会長の小林です。今日も寒い表参道です。まあ、もう11月になるのですから寒くても仕方がないのですが、人間の身体って不思議ですね。10月はまだ夏の感覚でいる、長く親しんできた秋を簡単に忘れてしまっている自分が悲しいです。

昨年、今年と昭和生まれの著名人の方々の訃報がよく届きます。
先日亡くなられた漫画家のちばてつやさんは80歳を過ぎていらっしゃるし、福田元首相も90歳だし・・・昭和100年だなぁと思います。村上龍さんは早すぎるけど。
こういうことは言ってはいけないことなのですが、「憎まれっ子世に憚る」というのは本当だなぁと最近つくづく思うのです。
亡くなって欲しくない方が世を去り、口には出せないけど「もう?!」というか「まだ?!」と思う人はまだ遺っていらっしゃる。なんだかなぁ~、世の無常を感じます。
もちろん、誰かに死んでほしいとは思わないけれど、でも、何故かこの方が亡くなるなら、こちらの方の方がなんて・・・いらぬことが頭に翳めてしまうのはなぜでしょうか。こんな自分をとても怖いと思います。
久米宏さん、落合信彦さん、美輪明宏さん、佐藤愛子さん、山田五郎さんにはびしっと物申し続けて欲しかったし、東海林さだおさん、東野圭吾さん、倉本聰さん、草間彌生さん、村上龍さん、鈴木光司さんには魅了する作品を描き続けて欲しかったし、河野洋平さん、福田元首相には○○息子だけでなく今の政治家をきちっと教育して欲しかった。
後2カ月、どなたかが亡くなるたびに惜しい方を失ったと悔みながら昭和100年は暮れていくのでしょうか。

90周年イベント

日本シナリオ作家協会が12月に創立90周年イベントを行います。
脚本家の組合として権利保護や地位向上のために産まれて90年もの歴史を刻んできました。

シナリオ作家協会でも新人育成のシナリオ教室をやっていらっしゃるので、ライバル、商売敵のように思われることがあるのですが、そもそも新井一も後藤千津子も会員でしたし、出身ライターの柏原寛司さんや加藤正人さんが理事長や会長もやっていらしたし、出身ライターも会員の方も多く、まったくそんなことはありません。新井一の著作管理もお願いしています。
敵味方に分けるというのは、人間の悪い癖ですね。人は皆違うのですから、考え方ややり方などは違うことは当然で、敵味方で分けることではありませんよね。
ま、それはともかく、創立90周年を迎えられたシナリオ作家協会さん、おめでとうございます。

記念イベントとして「シナリオから始まる。これからの10年も」と題して、
1部パネルディカッション「シナリオの世紀作況100年に向けて」
柏原寛司さん、加藤正人さん、那須真知子さん、西岡琢也さんらが、脚本家の役割と価値、これまでの歴史を再確認します。

2部 シンポジュム「シナリオ作家の生存戦略~現在地、そして未来~」
足立伸さん、向井康介さん、羽原大介さん、野木亜希子さん、村田千恵子さんらが、制作現場の変化やグローバル化、配信プラットフォームの台頭、AIをはじめとするテクノロジーの急速な進歩など時代の転換期を迎えて脚本家はどう進むべきか、次の10年を見据えた確かな土台を構築するための未来の道標となるような、多角的視点から話し合います。
脚本家をめざす方は先輩達のお話をお聴きになると今後の指針になるかと思います。
・12月11日(金)14:00~16:45
・日比谷コンペンションホール
無料ですが定員200名ですので、事前申し込みです。日本シナリオ作家協会のHPからお申し込みください。

12月、シナリオ・センターはただいま詳細を詰めている最中ですが、内館牧子さんの一周忌にあたる12月16日に合わせて、12月22日に「内館牧子フェア」を開催の予定です。
お楽しみに。

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