新米
シナリオ・センター会長の小林です。急に秋になりました。でも、来週はまた真夏日になる予報も。大雨だ、温度差だとあまりの気候不順になすすべもない毎日です。だんだんこの状態に麻痺してしまうことが恐ろしいです。
今年は、お米は余り気味だということで、価格が急速に下がっています。
昨日、仲良しの昔ながらのお米屋さんから新米が出たよという連絡を受け、早速買いました。なんと、いつも食べているお米の新米なのですが、今までより580円も安くなっていました。
お米屋のおじさんもとても困っていましたけれど、もっと困っているのはお米農家の方々です。
お上のろくでもないお米対策に翻弄されて、減反させられたり増産させられたり、辞めたくなる気持ちがよくわかります。ものづくりというものに、ものづくりに関わっている方々に、この国のお上たちはまったくリスペクトがない。
自分たち農林族、官僚、指示する側が偉いと思い込んでいるからです。
お米作りのみならず、実際に田んぼや畑を耕し、収穫に命を捧げている方々がいてこそ、私たちの生活が成り立っているのです。
補助金を出しているのだからグタグタ言うなの発想、意識をお上サイドが捨てない限り、どんどん離農され、食料自給率は下がる一方になると思います。
いつも思うのですが、上に立つ人で本当にすべてが変わると思うのです。
ちゃんと誰が働いてくれているのかをわかっている人、常に働いている方々をリスペクトしている人に上に立って欲しいです。
39歳
今日は、出身ライターの坂口理子さん脚本の音楽劇「39歳」を観劇してきました。
この話は韓国ドラマが原作で、1時間12話のお話しです。
それを2時間半に収める、1年間のお話しでもあるので、時間経過も、その時々のドラマも考えなくちゃいけなくて大変だったと思います。
それがとてもうまくできていて、楽しませていただきました。
お話しは、高校生の時に出会った性格も生活も生き方もばらばらの39歳の女性3人が主人公です。
その中のひとりがすい臓がん末期になり、苦しみ、悩みながらも三人の友情はますます固くなり、新たな生き方を模索していく様子が描かれています。
これを2時間でどう見せるのか、しかも音楽劇でと思っていました。
坂口理子さんは、スピーディな展開で、こここそという大事なシーンをどんどん時間経過とともに積み重ねていくという構成にしていました。
そして、その短いシーンシーンを盛り上げたのは、音楽劇ですからもちろん歌です。
この歌の作詞は、劇団四季を初め多くのミュージカルの脚本作詞をされていらっしゃる出身ライターの長田育恵さん。
この短い時間で12話の韓国ドラマの感動そのものを届けられたのは、坂口さんと長田さんが協力して描かれたからではないかと、勝手に推測しています。
3人の女性を演じるのは宝塚のトップスターだった朝夏まなとさん、七瀬ひろきさん、夢咲ねねさんなので抜群の歌唱力で舞台を圧倒していましたが、そこに感情移入できるのも、うまい脚本と作詞があったからこそだと思いました。
隣の席の方は、ずーっとハンカチで涙を拭いていました。
この舞台を見ながら、構成の重要性を感じながら、シーンを積み重ねて物語ができること、ひとつひとつのシーンが如何に大切かということを実感してきました。













