国宝
シナリオ・センター会長の小林です。猛暑がやってきました。や~ぁ、きついですね。皆様くれぐれも体調管理を。お出かけの際は、日傘、帽子、水は、必須アイテムです。
昨日は、私の大好きな仁左衛門丈の出る7月歌舞伎に行ってきました。
いや、さすが人間国宝というか、もう言葉もありません。思わず息を呑んでしまったほど、素晴らしい。
演目は「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿」
このお話しは、赤穂浪士が討ち入りを果たす前、六代将軍家宣になる前の甲府宰相綱豊卿と赤穂浪士助左衛門とのお話しです。真山青果の作品でお互いの心中のやりとりが見事なお芝居です。
私は子供の頃、仁左衛門丈が一番の手本にされているという三世市川寿海丈が綱豊卿のお役で、母と共に見たのを思い出します。50年ぶりくらい?でしょうか。
綱豊卿は仁左衛門丈の持ち役ですが、始めて観劇するので、めちゃくちゃ楽しみにしていました。
本当に息の呑むというのはこういうことかというくらい、こんなに舞台を食い入るように見たのは久しぶりでした。
私は前にもお話ししていますが、仁左衛門丈は推しですから、最近は、必ずといっていいほど観に行っており、5月も大阪の松竹座にも伺ったほどなのですが、今回は、仁左衛門丈に完全にノックアウトされちゃいました(笑)
相手役の助左衛門の幸四郎丈もびっくりするほどうまく、名優に引っ張られるとここまでうまくできるのかと思うほどでした。
このお役を尾上松也丈と中村隼人丈の若手がダブルキャストで演じます。
若手の彼らには大きな挑戦ですし、今はまだまだ超えることは難しいですが、きっと次世代の歌舞伎界の牽引車となってくれるのでしょうね。
こんなイヤな世の中で至福のひとときを過ごさせてくれた仁左衛門丈に感謝、感謝です。
歌舞伎って独特で、まず開演時間(大体11時と16時)が早い。しかも昼と夜では演目が違います。幕見もできるのですが、働いている者からするとなかなか観劇できる時間ではありません。
私も忙しい時代はいくことができず30年以上のブランクがありました。せめて夜の部だけでも18時くらいだったら、お勤めの方もいらっしゃれるのに思ってしまいます。
若い方々に見てもらいたいなぁ、歌舞伎。
コロナ以来3部制が時々行われます。
8月は、3部制なので朝の部11:00、昼の部15:10、夜の部19:00ですので、観に行きやすいかと思います。
夜の部には玉三郎丈の踊りがあります。1度は見ていただきたい至芸です。
いかがでしょう。













