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映像芸術としての独得の描写

映像芸術としての独得の描写

シナリオは小説とは異なり、映像的(映画・テレビ)描写が必要です。映像芸術には独得の描写が6つあります。シナリオを書く際には、それぞれの特徴を押さえておくことも重要です。

パントマイム法

セリフを言わず、仕草のみで描写する方法です。有名なチャップリンの芝居などにはパントマイムの要素が豊富に含まれています。演技者に頼る部分が多く、上手な演技者が行えば的確に伝えることができますが、下手な演技者が行えば違う意味に伝わってしまう難しさがあります。しかし、ドラマのもっとも感動するところは無言です。セリフがないため難しいですが、必要な表現法のひとつです。

セリフ法

仕草とともに、ドラマを描写する上で大きな武器となる描写です。心理や情況を伝えるには便利な描写ですが、セリフは一番信用できないものでもあります。例えば、本当は好きなのに大嫌いと言ってしまうように、嘘をつくことがあります。これが芝居の面白いところでもあるため、セリフでは必ずしも本当のことをいう必要はありません。

モンタージュ法

2つ以上の画面をうまくつなぎ合わせて、1つの描写とするやり方です。例えば、「この男は空腹である」という描写の場合、彼の目の前で他の人物が美味しそうに弁当を食べているシーンを用意します。次に、それを見ていた空腹の男が公園の水を美味しそうに飲むシーンを入れるというように、2つの画面をつないで描写します。

意識描写法

こちらもモンタージュ法の1つです。空腹の男を描写する場合、この男が考えている画面の中に美味しそうなごちそうを映すことで描写します。先に述べたモンタージュ法とは違い、1つの画面で描写をするのが特徴です。

ナレーション法

ナレーションとはつまり、画面外からの声です。複雑な心理や情況を簡単・的確に説明するのにふさわしく、テレビなどでもよく使われています。ドラマを急速に進行させることができますが、肝心のドラマとなるところ、ぶつかり合いを避けるといった欠点もあります。

タイトル法

ナレーションを文字にして、主人公の下辺りにタイトルを出す方法です。環境や時間の経過などを、一度ではっきりと分からせたい場合に適しています。しかし、こればかり利用していると上達しません。時間の経過のやり方で作品の良し悪しも左右されてしまうため、時間の経過は技術で表現するのがプロの作家です。

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