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知っておかなければならない基本「起承転結」

シナリオを構成する際の基本が「起承転結」です。こちらでは、実際に執筆する際の注意についてご紹介します。

起(ファーストシーン)

起では、これから始まるドラマがどんなドラマなのかをはっきりとさせることが大切です。まず、このドラマの天地人を伝えることです。主人公のキャラクター(人)、時代(天)、場所(地)をまず観客に知らせることで、ドラマの展開を期待させます。

起(ファーストシーン)

ファーストシーンの出方は2種類あります。まず1つが「張り手型」です。始まり早々見ている者を驚かし、観客に疑問を持たせて引き込むやり方です。次の展開が気になることで期待を高めていくのです。ただし疑問を解決させるための説明をしっかりと行う必要があります。

そして2つ目が「撫ぜ型」です。張り手型とは対照的に、最初から順序良く説明していくやり方です。ホームドラマやメロドラマなどには最適ですが、出だしに迫力がないのが欠点です。

承(面白い展開部)

承はいわゆる展開部の部分で、シナリオの80%~90%を占めています。観客を飽きさせないよう画面の上でも変化させる必要があるため、手に汗を握るようなアクション、うっとりするようなラブシーンなどを用意します。つまり、ドラマの面白さがここで決まるのです。面白さを決定するものとして「表と裏」があります。こちらは画に写っている表、登場人物の持っている生活環境である裏のことです。主人公だけを追う単調なドラマにならないよう、主人公の人生の裏もしっかりと考えることが大切なのです。

転(クライマックス)

転はテーマを感じさせる部分であり、作者が決めたテーマや伝えたい考え方に、ドラマを見た観客が感動するところです。転の注意点は、テーマはあくまでも感じさせること。ここでテーマを言って今までのドラマを無意味なものにしないよう注意しましょう。もし何か議論や説明をしたいものがある場合は、承の前の方に置くのが最適です。

結(ラストシーン)

結(ラストシーン)

ラストシーンはドラマの余韻と定着です。余韻というと静かなイメージがありますが、何か未解決なものを後に残しておくやり方でも余韻を出すことができます。しかし、映画とテレビでは余韻の事情が異なります。映画のような単発のものであれば余韻を残して終わっても良いですが、連続ドラマなど作品が続くものに関しては次の期待を持たせなければなりません。

シナリオ・センターは、脚本家育成をしている学校です。これまで脚本家を目指す多くの方々を育成し、600名以上の出身脚本家、小説家が誕生しています。3つの育成講座をご用意しており、個別指導にも対応しております。将来ドラマや映画、アニメなどの脚本家として活躍したいとお考えの方は、シナリオ・センターをご利用ください。