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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

「暮らし」をイメージしてこそ快適な住まい作りができる。住まい作りにもシナリオ。

シナリオ・センター代表の小林です。先週は土日休みなく働いたせいか、雨降りの月曜日は、身体が重たーいです。ただ、太っただけともいわれましたが。(涙)

コプラス説明会

日曜日だというのに早起きして(笑)、渋谷のヒカリエへ出かけました。

コーポラティブハウスの説明会で、暮らしのイメージをつかむというシナリオ作りをさせていただくためです。
初めての試みなので、さてさてどうなることやら・・・と心配してでかけました。
この試みをさせていただいたコプラス様は、シナリオで採用試験も取り入れてくださった会社です。自由設計のマンションを作る会社だからでしょうか、とても人と人と結びつき、コミュニケーションを大切にされて、シナリオに対してとてもご理解を示して下さっています。
コーポラティブハウスは、自分が事業主になるのでコストが安く、かかるお金も明確で、マンションなのに一戸建てのようにご自分の暮らしに合わせた設計できるというとってもすてきな仕組みなんですね。
分譲マンションは、出来上がった住まいに暮らしを合わせるって感じですが、コーポラティブハウスは、暮らしに合わせた住まいが作れるんです。
なので、どんな暮らしをしたいか、シナリオでイメージしていただくことで、よりよい住まい作りをしていただこうというものです。
ままごと遊びを思い出していただきながら、ご自分のホームドラマのワンシーンをイメージしてもらいます。

シナリオをご存じない方も、好きな役者さんと、どこかを歩いているっていうイメージを浮かべてくださいと導入していくと・・・役所広司さんと外苑の並木道を並んで歩く。ダイハツの車の話をしながら(笑)役所「危険な香りが・・・」、ロバートデニーロとシチリア島の山道を手を繋いで歩いていく・・・など、名場面を皆さん浮かべてくださいました。
シナリオで、こんなシーンがあったらいいなあ・・・と思うと、自分が創りたい住まいのイメージが明確になります。
昨年コーポラに入居された経験者のI様が、午前中このシナリオ作りを見ていらして、「僕がやっていたことは、シナリオだったんですね。」と午後の回では、「シナリオでイメージすることが大事です」と参加者の方々にお話をしてくださいました。
また、おひとりシナリオファンになっていただきました。(笑)ありがとうございます。
「キッチンで娘たちとおしゃべりしながら食事の支度ができたら」「家族並んで歯磨きができたら」など、そのときの楽しい会話や賑やかな朝のひとときを想像されて、すてきなお住まいを作られたIさんのお話は、何よりも説得力がありました。

コプラスゾーニング

シナリオで暮らしをイメージされてから、ゾーニング(設計のかんたんなもの)づくり。

みなさん、シナリオでこう暮らしたいとイメージされたお部屋から、まず場所取り。窓側につくる、広さはどうする、ここに家具をおいて、収納はどうしよう・・・などなど、福笑い方式で創られた家具などを置きながら、住まい作りに楽しそうに励んでいらっしゃいました。
ご一緒させていただいた私ですら、建てたくなったほどですから、参加者の皆さんは、さぞかし建てる気マンマンで帰られたことでしょう。
皆さんがにこやかな笑顔でお帰りになられ、説明会の一助を担っただけですが、ステキな笑顔の何よりも嬉しいお土産をいただきました。
これから、本格的にお住まいを作られるときも、まずシナリオ発想で、「暮らし」をしっかりとイメージして、気持ちよく過ごせるすてきな住まいを作っていただきたいと思います。

シナリオで、また新しい切り口でのふれあいが生まれて、本当に楽しいひとときでした。シナリオが、私を未知の世界に連れて行ってくれます。
一億人のシナリオプロジェクト、日本中の人にシナリオを書いてもらいたい・・・まんざら、夢ではないようです。

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