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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

生み出すということ

GALAK(KADOKAWA)

文明

シナリオ・センター会長の小林です。今日はスタッフのお嬢さんの入学式、お父さんはお休みして嬉しい列席です。青空のもと、春の明るい日差しを浴びての出発です。が・ん・ば!
ついこの間まで、入学式、卒業式も保護者は1人しか参加できなかったことを思うと、本当に良かったと思いました。
伝染病も戦争もなく、春の青空のもとお祝いできることが当たり前の世の中であって欲しい。こんな日々が続くことを切に祈ります。

イランとアメリカが2週間の停戦に合意したというニュースにちょっと安堵しました。
その前に、トランプ大統領が「イランの文明のすべを滅ぼす」なんて宣っていてやばいと思っていたので、心底ホッとしました。
どうも日本だけではないようですが、政治家という人種の大半は(すべてとは言いません)は、文化・芸術にあまりに興味がないというか、その大切さをわかっていないように思えます。
文明を滅ぼすということの意味をわかってトランプ大統領は、口にしたのでしょうか。側近の方々の中に、それはまずいと思う人はいなかったのでしょうか。
それにしても、トランプ大統領の攻撃猶予1時間前に決まるって、政治的駆け引きというのは難しいものですね。さて、日本は日本でお上が交渉したからとか嘯きそうですが。

 

ぎゃらく

テレビとラジオの批評誌GALAC5月号の特集は、「ドラマ脚本、新潮流。」
シナリオ・センターのご紹介をしてくれ、代表の新井がお話をさせていただきました。
インタビュアーの放送作家で日芸講師の三原さんは、創設者新井一の言葉で大好きなものとして
「シナリオは<何を描くのか>と<どう描くのか>の両輪に支えられて走るものだ。どちらが欠けても駄目だ。しかし、教えられるのは<どう描くのか>のほうでしかない」を挙げてくださいました。
この言葉こそが、シナリオ・センターの真髄で、<何を描くか>は作家の眼、作家の想いなので教えることはできないし、教えてはいけないことです。
できるのは<どう描くのか>、物語を作るための表現技術は教えられるし、誰でもが身に付くものです。
なので、シナリオ・センターは56年目を迎えた今も、新井の言葉通り、技術のみを受講生の方々にお伝えしているのです。
だからこそ、700名余という出身ライターを輩出することができたのだと思います。
もし、<何を描くのか>まで口をだしたら、これほど多くの出身ライターを輩出することはできなかったでしょう。
作家の個性や作家の眼を殺すには刃物はいりません。「そんなもの描いてもつまんないよ」の一言あれば、殺せます。
新鋭脚本家インタビューでは、出身ライターの武田雄樹さん、森野マッシュさんが出ていらっしゃいました。
おふたりとも、ご自分の作家性をとても良く理解されて、それを武器に魅力的なドラマ作りを心がけていらっしゃるようです。
頼もしいです。

今日は、155期作家養成講座の修了式。これから脚本家や小説家として育っていく方々の技術習得をお祝いさせていただきます。毎週講義を聴いて、課題を描くという作業を6カ月間、22本書きました。
次の研修科でも課題を描いてもらいますが、今度は自分でこの課題に合わせて、どんな技術を入れて行けば魅力的なシナリオになるのかを考えて創作しなければなりません。創作レベルは一ランクアップするのです。
こうして書き続けていくことでプロへの腕を習得していきます。
さあ、ここからまた新しいシナリオライターが生まれてきます。ご期待ください。

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