「物語を書きたいのに何も思い浮かばない――」
そんなときは“職業”から発想してみませんか?
「その仕事に就いている人は、実際どんな人なのか」
こうした“リアルな姿”を知ると、登場人物のキャラクターが
一気に湧き上がり、筆が進むキッカケになるかもしれません。
もし今「書けない」とお悩みでしたら、
これからご紹介する「講座」と「職業からの発想」がきっとヒントになります。
是非参考にしてください。【広報:齋藤】
公開講座『企画のタネ』シリーズ(全4回予定)
『企画のタネ』シリーズは、物語のネタになるような“創作の種”を探している方におすすめの講座です。企画・聞き手である内藤講師とゲストとの対談形式で進行し、職業のリアルから物語の発想を広げることを目的としています。
本講座は「聴いて終わり」ではありません。
聴講後には「企画ミニコンクール」も実施。
後日、聴講したことをもとに作品のアイデアを膨らませて企画書をご提出いただき、
その中から毎回1本、ゲストが選考した『ゲスト賞』を決定します。
これまでの第1弾・2弾の模様はこちらで
▼『企画のタネ』第1弾・カフェ経営者編/創作の“種”を見つける!
第3弾・図書館司書編&企画ミニコンクール結果
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先日実施した『企画のタネ』第3弾は図書館司書編。
聴講後に応募していただいた中からゲスト賞に輝いた企画は、
村田あゆみさんの『可惜夜に隠した言葉』でした!
ゲストの図書館司書 鈴木麻衣子さんによる総評をご紹介します。
<<総評>>
「利用者の求める資料を提供する、それを可能にするのは自分しかいない」という状況は実際の仕事ではあまりないことですが、自費出版の本の所蔵を見つけるのに苦労することはあります。
「そこから始まる人間ドラマがあったら……」と想像すると、主人公の心はどのように変化し、行動するのかを見てみたいなと心惹かれました。
個人的に「この作品と似ているな」と感じなかった斬新さも決め手です。
また、「可惜夜に隠した言葉」というタイトルが伏線となるのかもとても気になります。
図書館司書として働いている人は、実は――
実際にその職業に就いている方に、
「現実にはそういう状況はあまりないけれど、そういう作品を観てみたい!」
と思っていただけるというのは、企画として魅力的な証拠ですよね。
そういった企画を生み出す方法のひとつが、実際にその職業で働く人の話を聞き、
そこから登場人物のキャラクターを膨らませていくこと。
例えば、『企画のタネ』第3弾・図書館司書編のゲスト鈴木麻衣子さんの以下のようなコメント。
司会を務めた内藤講師とのやりとりの一部をご紹介します。

〇内藤講師:図書館司書として働く中で驚いたことはありましたか?
〇鈴木さん:東京都内の図書館は、1日の利用者が1000人を超えるようなところもありますし、とても忙しくて、座っている時間もあまりないんです。
それに、けっこう力仕事というか、体力勝負なところもあります。
私は司書業務を運営する会社に勤務しているので、スタッフの面接を担当することもあるのですが、その面接の際、「ゆったりとした業務、という感じではないのですが大丈夫ですか?」と聞くようにしています。
〇内藤講師:たしかに!「図書館で働く」と聞くと、ゆったりしたイメージが強いですが、考えてみれば、本は重い(笑)
〇鈴木さん:貸し出された多くの本が、毎日たくさん返って来ます。その本を棚に戻す作業のことを「配架(はいか)」と呼びます。配架のときは重たいですね。10冊ぐらいの本を持ってフロアを歩いたりするので、けっこう大変かなと思います。
〇内藤講師:実際のお話を伺うまで、図書館司書さんは「物静かな人」というか、活発なイメージがあまりなかったのですが、実際はそうではないんですね。
〇鈴木さん:はい。それから、コミュニケーション能力も大事になってきます。
「人と接するのが苦手で、本だけを相手にしていたい」といった気持ちでこの仕事を始めてしまうと、ちょっと難しいかもしれません。「この本はどこにありますか?」と質問されることもたくさんありますし。
例えば、こういったことも起きます。
クレーム対応をしている間に閉館時間になってしまい、「後日、対応いたします」とお伝えしても、どうしても納得していただけず、最終的に警察を呼ぶことになってしまった、というケースも聞いたことがあります。
また、利用者さん同士で席や新聞の取り合いなどトラブルになることもありますので、その仲裁に入ったり。
日々、多かれ少なかれ、何かしらのトラブルがありますので、そういったときも慌てずに冷静に事態を収める、ということも大切な仕事になります。
ですので、人と接することにそれほど苦手意識がない方や、利用者さんの手助けになることに喜びを感じる方は特に、この仕事に向いているのではないかなと感じます。
『企画のタネ』受講のbefore・after
実際の話を聞く前と後では、発想するキャラクターも、発想するスピードも、大きく変わるのではないでしょうか。
例えば鈴木さんの「(図書館司書に向いているのは)利用者さんの手助けになることに喜びを感じる方」という一言だけでも、主人公像が鮮やかに浮かび上がってきませんか。
これぞ「職業からの発想法」です。
リアルな声に触れることで、“書けない”状態から一歩抜け出す。
それが『企画のタネ』シリーズの魅力です。
シリーズは全4回。
次回の第4弾もどうぞご期待ください。
皆さまのご参加をお待ちしています。
『企画のタネ』シリーズ 補足情報
前述しました通り、毎回「企画ミニコンクール」を実施しています。
さらになんと、『企画のタネ』シリーズ全4回終了後には、全4回すべての応募企画の中から、優れた1本を企画書講座担当の柏田道夫 講師が選考し、『柏田賞』を決定します!
『柏田賞』に選出された方には、選考コメントと「2026年開講の企画書講座」の無料受講をプレゼント。
お得なことがいっぱいの本講座。次回第4弾からの参加でも、ゲスト賞や柏田賞を受賞するチャンスがありますので、是非ご参加ください!
「基礎さえしっかりしていれば、いま書いているライターぐらいには到達することは可能です」
これはシナリオ・センター創設者の新井一の言葉です。
自分が表現したいことをどう書けば映像化できるのか。
そのコツがつかめれば、面白いシナリオを書けるようになります。
詳しくは基礎講座のページへ!
ご自身にあった講座をお選びください。
なお、シナリオ作家養成講座とシナリオ8週間講座は、オンライン受講も可能です。
※シナリオ作家養成講座とシナリオ8週間講座は講座内容を少し体験していただける機会もございます。











