雪しんしんと
シナリオ・センター会長の小林です。この週末は本州に寒波来襲とか言うニュースをしていましたが、今だって十分寒い。
なので、選挙の第一声も東北などでは屋内であげた候補者が多かったとか。
大雪の中、外でやれとは言いませんが、こういう気候に選挙をやる非常識さに腹が立ちます。奈良の鹿だって凍えていますけれど。
「働いて×5」はどこへいったやら、掛け声だけでまったく働かないままこのろくでもない選挙のために、有権者を振り回すだけ振り回して、どういうつもりなのでしょう。
できる限り投票にいかれなければ組織票で勝てると踏んだのか、今だけの人気で勝とうというのか、まったくよくわかりませんが、真実なのは、裏金議員、旧統一教会議員をしれっと比例の上位にと有権者を舐めた行いの上、石破内閣の元閣僚は比例の下位にといじめのようなことをするお上だということ。
精神構造が余りにも幼くて危なくて、毎日びっくりさせられてばかりです。仲良しトランプとよく似ているかも。
この選挙にはとてつもないお金がかかっているのですね。600億といわれていた選挙費用は今や850億に膨らんでいるのだそうです。そりゃそうでしょ、大雪や大寒波で動きも取れないのにわずかな時間で準備をしようとしたらお金をかけるしか動けない、投票所一つ作るのも看板出すのも大変なことですもの。
寒空でやらされている現場の方々、ご苦労様です。
このお金をお腹を空かした子供や老人に、寒さに喘ぐ被災地の人に回そうという気持ちなど、一ミリも浮かばないんでしょうね。
2222クウアッドツー
あの「猫弁」」の出身作家大山淳子さんが、ビックリするような本を出しました。
お話しもSFだし、しかも宝塚歌劇団月組の男役スター・風間柚乃さんが主演を務めるBlu-rayの原作のために、企画段階から風間柚乃さんが入り、映像化を前提として作られたそうで、今までの大山淳子さんとはまた違ったテイストの、すごく面白いお話しになりました。
売れっ子小説家ではあるけれど脚本家でもある大山淳子さんだからこそ、ここまで面白くできた本だと思います。
「2222クアッドツー」(講談社)
お話しは、SF転生物語。異世界ヒーローものの作品がヒットし、マンガを描く以外興味のないコミュ症の引きこもりのマンガ家・風乃夕(風間さんが映像では演じます)。風乃は連載を終わらせるため、主人公・京を殺して眠りにつくと、殺したはずの京に起こされる。
「お前が俺になって、悪と戦え」と言われた夕は、自分が描いたマンガの世界である“2222年”に引きずり込まれ……。
え~、大山さんが~、と思いながら読んでいるうちに、この本の主人公同様どんどん引きずりこまれて。
SFなんだけれど、奇想天外なんだけれど、構成も大胆なのだけれど、そこには今の世の中とちっとも変わらない人間がいて、そうだよ、世の中は変わらなくっちゃと。
現在と漫画の中に作った異世界への行き来がすごくうまく、超スピード感で読めてしまうのは、ヒーローのロボット京の持つエネルギーのなのかもと思っちゃうほど没入できてしまいます。
で、これを原作としたBlu-rayには本編約15分と、メイキング映像約1時間(予定)、フォトブックが付いていて、風間柚乃さんほか、瑠皇りあ、七城雅、花妃舞音、雅耀さんなど宝塚の皆さんが出演するのだそうです。
宝塚クリエイティブアーツと株式会社講談社がコラボレーションした作品『2222(クアッドツー)』。
小説とドラマの世界観を、それぞれに楽しめるという、新しいやり方ですね。
でも、売り方は新しくても、本の内容はさすが大山さん。
びしっとキャラクターを抑えているから転生しても全くぶれないし、だからこその危機にいっそうワクワクさせられちゃうんですよね。
新境地大山淳子さんに完敗、あ、乾杯!!













