危機管理
シナリオ・センター会長の小林です。山手線と京浜東北が停電による見合わせで動かず大混乱の今日の幕明けでした。
68万人くらいが足止めをくったようで、地下鉄やバス、タクシーも大混乱だったようです。
何が原因なのかはわかりませんが、なにかあれば、色々なところに支障が出るわけで、災害大国の日本は常に危機管理をしていなくてはと思わされました。
ここのところ、自然災害だけで、サイバー攻撃とか人的なことも増え、100%安全でうまくいくことは本当にありがたいことで、当たり前のように享受していることを見直さなければならないと思いました。
私たちは文明の利器に頼っていきています。でも、ひとたび何か起こるとどうなるのだろうというところへ、あまり頭を回していません。
大地震で何十万人が亡くなり、行き場を失う人間がどのくらいというシュミレーションはできていても、実際に起こった時の回避策は、危機管理はほとんどできていないと言っても過言ではありません。
戦争放棄の日本でありながら、軍事費には湯水のように使うのに、災害大国の日本を見据えて危機管理にはどれほど使っているのでしょう。
福島原発一つとっても、シュミレーションでは最大津波14~5メートルの想定をしていたのに、そこまでは行くはずがないとばかり6メートルの防波堤にしたりと、都合のいいように考えてしまう。
何百年に来るか来ないかわからない災害にお金を出したくないのですね。
で、結局、それ以上のお金もかかり、地元の人々を不幸にしてしまった・・・。
そんなひどい経験をしてもなお浜岡原発でも平気で嘘をつく。今の日本は、今のお上は最低です。
下々の安全や生活を考えて行動してくれる政治家を探すのは至難の業ですが、それでも一縷の望みを捨てずに探すしかないのでしょう。
そのままにしていたら、もっと世の中悪くなりますから。
見聞
私の入っているボランティア団体キワニスの例会に午前中行ってきました。
例会の中では40分ほど識者の方のお話を聴く時間があり、今日はお二方のお話しをお聴きしました。
お一人はイギリスが大好きで何十回も通っているという85歳の現役の社長さん、もうお一人は、57歳でひとり世界一周をされて見聞を広げたという企業コンサルトの方。
お一人で新しい出会いを求めて動かれていらっしゃるおふたりのお話しは、知らない土地で言葉もうまく通じない中でもコミュニケーションをとっていくことができ、仲良くなれるという人と接する奥深さを感じさせられました。
最近若い方々が海外に行かない、留学する学生も減っているという話を聴きます。
もちろん、日本を飛び出せばいいとも思ってはいませんが、色々な見聞を広めることは、とても大事なことだと思います。
私は、世界一周はできませんが、井の中の蛙ではまずいと思って、子どものためのボランティア団体に参加しました。
養護施設や子ども食堂、寺子屋などでの子どもたちとのふれあいは、自分の小ささを改めて感じさせられますし、様々な職業の方や幅広い年齢や経験を持ちの方とお話しすることは、自分の見識も広められ、自分とは違った人生や世界観を知ったりすることで心の許容量をアップすることができたりします。
今は、AIとお話をする方も増えているとのことですが、私はそれもまたコミュニケーションとして悪くないと思ってはいます。でも、AIとだけの世界で終わらせないで欲しいと思います。
不得意であっても、イヤでも自分の世界と違う人と直に接することも、想像力を高める大事なことですし、傷つくことも人として必要なことなのです。
色々な見聞を広めることはどなたにも大事ですが、特にシナリオライター、小説家など創作者を目指す人は必要だと思います。
出身ライター森下佳子さんの名言が浮かびます。
「死なない限りは、かすり傷、心の傷は飯のたね。よい仕事です。」












