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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

やるよねぇ~

シナリオ・センター式 物語のみがき方(日本実業出版)

恥知らず

シナリオ・センター代表の小林です。表参道は12月の寒さだそうです。天気予報見たら、仙台より東京の方が寒い・・・え~って感じです。
クリーニング屋さんが、保管のお客様に急に「冬物を持ってきて」といわれて、大忙しなのだと言っていました。そりゃそうだ、夏から急に冬だもん。
できれば、しばらく秋で1月ぐらいから冬になってくれないかないかぁ。やはり日本は四季が大事です。

新しい内閣は、何を考えているのでしょうか。自民党内部はもちろん、裏金議員を役職につけまくり。
いずれも事件に絡んで、党の戒告処分や幹事長注意を受けた旧安倍派の衆参両院議員を官房副長官はじめ計8人を起用するとか。
事件発覚以降、さすがに岸田・石破両政権は関係議員の起用を見送っていたのに、これだけバッチリ起用するというのは、萩生田さんを幹事長代行に登用したことを公明党に糺されて「あえて」といった意味、なるほどです。
国民がどう思っているかではなく、禊が終わったかどうかではなく、裏金作りの悪知恵が働いて、なにをいわれても厚顔無恥な人の方が、「あえて」泥棒働きをしてくれるからという意味なのですね。
要は、誰一人国民には向いていない与党及び内閣を「あえて」作る。なるほど、初の女性総理大臣はなかなかの切れ者だといえるかもしれません。
よく内閣の名称をつけますが、私がつけるとしたら「恥知らず内閣」かなぁ。

シナリオ・センター式 i物語のみがき方(日本実業出版)

シナリオ・センター新社長の新井一樹の新しい本ができました。
第一弾の「シナリオ・センター式物語りのつくり方」は5万部というヒット本になり話題になりました。

「物語のつくり方」に次ぐ第2弾は「シナリオ・センター式物語のみがき方」(日本実業出版社)。
そう、おわかりいただけるように、ブラッシュアップ方法の本です。
なぜか、シナリオって「直し」が前提なのですよね。
もちろん、小説と違って、シナリオはシナリオだけで完結するものではなく、映像になってはじめてシナリオとしての意味があるわけです。
なので、制作前提という意味で、直しがあるのですが、「直し」を一切しないという大御所もいらっしゃいますが、まず直しがないということはあり得ないのが現実です。

「本打ち」と言って、プロデューサや監督などとシナリオの直しの打合せをします。
シナリオをまな板にのせて、ヘタしたら、ずたずたにしたりします。
もちろん、キャスティングやロケや予算などという制作的な部分もありますが、シナリオそのものの良し悪しも話しますから、新人には特につらい時間です。
内容だけに特化していえば、いいところは言ってくれなくて、悪いところとか変えたいところしか言われないことが多いので、落ち込みやすいです。
ジェームス三木さんいわく「聞くだけ聞いて、帰ってから思い出したものだけ直せばいい」
新人はあれこれ言われたことをしっかりメモして、全部直しちゃったりするのですが、三木さんの様に心に残ったものだけでいいのですけれどね。反対に直しすぎて、悪くなっちゃったりします。
私のところにも本打ち後にお顔出しされる出身ライターも多くいらっしゃいました。愚痴りたいですものねぇ。(笑)
この本は、どう直せばよくなるか、そのためにどのように考えていくといいのかということを的確な「直し」ができるように教えてくれる本です。

一つひとつ段階を踏んで書いてあるので、プロの方には特にお勧めですが、コンクールに挑戦したい方は、自分で推敲する時にお役に立ちます。
推敲しなくてはいけないと言われても、どうすればいいのか案外わからないものです。
特にコンクールに応募する時は、勢いで書いていくことも多いですから、何を見直せばいいのかがわかりにくいですね。
何と何をチェックして、どう直せばいいのか、一目瞭然にわかる内容ですので、創作する方は、お手元に1冊おいておくといいと思います。
できたてのほやほやのこの本は、来る10月24日の創立50十5周年記念パーティーのお土産にもなっています。出席される方はおもとめにならないでOKです。

明日、明後日のパーティー準備と当日は、「表参道シナリオ日記」もお休みさせていただきます。来週は、パーティーのこぼれ話などもさせていただきます。

 

過去記事一覧

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  • 日本中にシナリオを!
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