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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

変化

新井一語録

ガラスの天井

シナリオ・センター代表の小林です。急に秋らしくなりましたが、又また台風がきているし、今日は福島の地震もあり、日本列島大丈夫って思います。

日本に初の女性首相が生まれました。初めてなんだから、めちゃくちゃ新しく素晴らしいことなのに、「なんだ、これは!」というくらいに古臭くなっちゃった。なんてこった!
総裁候補者のどなたがなろうと変わりがないと思ってはいましたが、これほど全く自民党体質が変わらない、変わる気がないということを浮き彫りにしてしまうとは。ずずずずずずーっと昔に戻ってしまったことに驚きです。
なんのために派閥解消をしたのでしょう、唯一派閥を解消しなかったところが大きな力をもって、当たり前のように旧派閥も動いたということ自体、なにひとつ変わる気がないのだということがわかります。
裏金議員も旧統一教会もまったくOKだし・・・。なんで、参議院選は敗北したのか忘れている?

「私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」と自らおっしゃっているのだから、あなた自身が倒れるまで働いてくださるのは結構です。
でも、「働いて、働いて・・・」は、トップに立つ者が言うことではないのです。黙って働けや!!
多くの方が危惧するように、それは下々に働けと強要しているのと同じです。
そういうことも考えられないでものを言う人はトップの器ではありません。
さもしい人も鹿に暴力をふるう外国人も大部分のように大きく言う。だったら、もっとはっきりしている裏金も旧統一教会も大部分なんだからはっきりさせないとね。
あなたは、誰のために「働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」のですか。
極端いう言えば、自分の好きなことをやってはいけないのがトップです。

155期

明日は、155期シナリオ作家養成講座の開講です。今年最後のシナリオ作家養成講座になります。
こういう世の中になればなるほど、シナリオの大切さを感じます。

物語づくりはもちろん面白いのですが、そこに行きつくまでが一番大事なのだと思うのです。
何を描こうか、自分が今思っていることは何か、伝えたいことは?
創作は「何を書くか+どう書くか」の二つで構成されています。
何を書くかは、作者の心、気持ちですね。どう書くかは、その心をどのように表したら伝わるか、伝えられるかという技術です。

技術というとテクニック的でなんかイマイチ心がないように思われますが、話し上手と話下手があるように、聴かせ方、見せ方の技術はとても大事なのです。どう心を籠めるかが技術ですから。
心を籠めるというのは、作者の想い、何を書きたいかなのですね。
これこれこういうお話しでは伝わりません。
簡単に言うと、スケッチにならないようにといいましょうか。
スケッチというのは、絵なら花でも人物でも風景でも対象物をなるべくありのまま描きますが、ドラマというのはそこに作者の心が必要なのです。
ドラマになるというのは、大袈裟にいうと心が入るっていう感じでしょうか。作者の言いたいこと、訴えたいことを描くのです。
でも、それはさりげなく出します。それが一番うまいやり方。
あまり露骨に出すと反対に嫌がられたり、面白くないと言われます。
創作は一人一人のものですから誰一人同じものはできません。だからこそ創作なのですが、反対に私ではない人に私の想いを正確に伝えるのは難しいですね。
だから、技術がいるのです。

明日から、新たなシナリオ同人を迎えます。
日本中の人にシナリオを書いてもらいたいのです。

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