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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

昔々あるところに

その昔の内藤ゼミ(座ってリ真ん中が内藤講師)

パンク

シナリオ・センター代表の小林です。空を見るととても高くなって秋だなぁと感じます。
今は155期シナリオ作家養成講座説明会のフォローメールと隠れ課題の講評とで、バタバタしています。その間に、創立記念パーティーのため、過去の写真をひっくり返していて、頭の中がパンクしそうです。
これが、1週間前の気候だったら、完全に頭は爆発しているなと、少しでも涼しくなってくれてよかったです。(笑)

今更ながらですね。
自民党派閥裏金事件の公判が行われました。
政治資金規正法違反の罪に問われた元参院議員大野泰正被告が所属していた旧安倍派の松本淳一郎元会計責任者(78)が証人出廷し、政治資金パーティー券の販売ノルマ超過分の還流再開を要求したのは下村博文元文部科学相だったと、初めて明らかにしたそうです。
下村さんは、もう議員じゃないけれど、ずーっと説明すると言いながら逃げてきた人。
秘書の方に早く言えよ!!って思いますが、まあ、よく言ったとほめてやりたい。(笑)
秘書の方々は、自分で罪をかぶらずにちゃんと議員の指示だと裏金議員を告発すべきだと思うのです。
どう考えたって、トップが知らないで秘書が勝手にやったという言い訳は政治家にしか通じないへたくそなお芝居。
民間だったらありえないし、大概ドラマでも悪いトップが下に罪をかぶせるって決まっているもの。(笑)
旧統一教会の鶴総裁も捕まったことだし、日本の検察は本腰いれて、元安倍派を追求すべきだと思いますけれど。
検察もトップが腐っているからねぇ。やれ、困った。情けない。

繋がり

過去を掘り出している今、昔の写真を見ては懐かしんだり、昔のシナリオに感銘したり、気持ちがあっちこっちに行って忙しいです。
何が引き寄せたのでしょうか、まったく存じ上げないお名前の方からお手紙が届きました。

2014年に亡くなった講師内藤玲子さんとはるか50年前にご交流があったという方からです。
それも、朝ドラ「あんぱん」をみて、やなせたかしさんが創っていた「詩とメルヘン」の話しに、内藤さんを思い出したというのです。
内藤さんとは、「詩とメルヘン」を通してのご交流で、内藤さんの鎌倉・極楽寺のご自宅にもお泊りになったこともあるとか。
もう50年近く前のお話しで、創作を通してお付き合いをしていらしたのだそうです。今回初めて22歳も年が離れていた(内藤が上)ことを知ったとか。歳なども関係ない創作仲間だったということですね。
その後、就職されてずーっと海外にいらしたとかで交流はすっかり途切れていました。
なので、10年前に亡くなったことも全くご存じなかったのですが、50年経て、ドラマから思い出された。
ドラマよりドラマチックだと思いませんか。
朝ドラ「あんぱん」でも創作の力のすごさを描いていますが、創作のつながりってすごいですね。

10月の創立記念パーティーでは、きっと過去に携わってくださった方々が天国で一緒に楽しんでくれるような気がします。
ま、幽霊さんたちよりも、現役の皆さんに是非ともご一緒にパーティーを楽しんでいただきたいです。
どこに新しいつながりが見つかるかもわからないし、色々な人との出会いもそうですが、過去に触れることは未来につながることです。
ま、そんなことごちゃごちゃ考えるより、わぁっとみんなで楽しんじゃいましょう。
ろくでもない世の中の憂さを、ひととき吹き飛ばしていきましょう。
内藤講師の笑顔が、そう呼びかけているようです。

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