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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

他人のために

一橋桐子(79)の相談日記(徳間書店刊)

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シナリオ・センター代表の小林です。9月というのに猛暑は止まらず、9月なのに・・・と思う故か、7・8月以上に暑さを感じてひどく堪えます。まだまだ終わらないようなので体調管理に励みましょう。

アフガニスタンで地震、スーダンで大規模地滑りなどなど世界各地で災害が起きているのに、なんで戦争なんてしているのだろうと思います。
日本は日本で、ひたすら物価、電気代などが上がる中、なにひとつ手立てを施さず、権力闘争に明け暮れている日本のお上たち。
石破さんは辞める時は、裏金議員、旧統一教会議員をちゃんと粛清して自民党をきれいにしていきましょう。
そうじゃないとまた同じ自民党のままの上、戦争をしたい人たちで溢れてしまいます。
どうせなら「死なばもろとも」「一蓮托生」、ガーンといっちゃいましょうよ、その方がかっこいいんじゃない?
人類はもう終わった方がいいよと神様が思い始めているような気がします。

私は毎日、家の仏壇に、「子どもたちの将来が明るい未来でありますようお力をお貸しください」とお願いをしています。
仏様にはお願いをするものではないと確か祖母に言われた気もするのですが・・・ついついお願いしちゃいます。それくらいしかできないので。
本当に世界中のトップに言いたい、「今、あなたがするべきことは違うでしょ!」と。

一橋桐子(79)の相談日記

出身作家原田ひ香さんの新作が出ました。
あの大評判の、テレビドラマにもなった「一橋桐子(76)の犯罪日記」の続編です。
「一橋桐子(79)の相談日記」(徳間書店刊)

このままでは暮らしていけないと、親友を亡くした桐子は刑務所に入ることを希望して、犯罪を画策するお話しが「犯罪日記」でした。
その桐子さんははや79歳、80に近くなりました。
時々、先行きを心配する桐子さんに、年齢を重ねたことが分かります。それでも、桐子さんは独りで生き、働いています。
今は清掃パートの時の上司だった久遠が立ちあげた会社の清掃部門のチーフです。
久遠が頼まれた団地のリノベーションのために、桐子を慕っていた犯罪日記では高校生だった今は大学中退の雪菜とともに管理人になって団地に乗り込みます。
管理人もいなくて、誰が何人住んでいるかもわからない老朽化した猿山団地は、住民の闇が潜んでおり、次々と問題が・・・。
団地の人々の闇を受け止めながら悩み、雪菜の若いからこその決断力、行動力にひっぱられながら桐子さんは、まわりをほんのり暖かくしていきます。

何しろ犯罪日記で、しっかりとキャラクターができているので、チームワークは見事です。
さすが原田さん、新しい猿山団地の新キャラクターもきっちりしているので、第3弾も万全です。
この相談日記も、ドラマ化して欲しい。松坂慶子さんにまた頑張っていただきたい、今からワクワクしてしまいます。

 

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