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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

暑い

武士の献立(醤油版と味噌版)

素人

シナリオ・センター代表の小林です。7月が始まったばかりなのですね。夏日が続いているのでもうすっかり8月のような気がしてしまっていました。ハァ、今年の夏は長そうですね。

ラサール石井さんの参議院選立候補の報を知りました。
今までも石井さんは、きちんとご自分の意見を発言されていらっしゃいましたけれど、まさか立候補までされるとは思ってもいませんでした。
ラサール石井さんやキョンキョンなど芸能人の方が政治的な発信すると、「芸能人なのに」とか「タレント風情が偉そうに」みたいに非難されたり、揶揄されたり、テレビ番組やCMに出られなくなったりしています。
ラサールさんは、「ただ政治的発言をしているだけで、どうしてそうなるのか。でも、(政権を)擁護している人はテレビに出ている。政権を批判する人は、口を閉じていろというサインだと思った。おとなしくしていようと思ったこともあったが、あきらめるのは、黙って見ているのは、もうやめようと思った」と、決意されたと。

本当におかしなことで芸能人だろうが、誰であろうが、本気で国を、社会を考えている方なら、誰もが声を上げて然るべきだと思うのです。
政治と社会は密接につながっています。
人それぞれがきちんと生きるためには、それぞれが色々な声をあげていいのです。いえ、あげないといけないのです。声をあげるというのは意思表明、1票を投じることです。
この何十年を政治屋たちが、官僚を取り込み、検察を取り込み、司法までに手を出し、社会全体をダメにしてきました。
居眠りしていても、さぼってエステにいっても、海外遊興をしても2000万以上の報酬をもらい、裏金を作り、利権で儲ける人達が、罰せられることなく、政治家だというのは「しゃらくせぇ!」
もう、こういう輩は「すっこんでろ!」と言いたい。
ほかにもタレントや歌手の方も立候補されるようですが、きっと皆さん、こんなろくでもない社会になっているからこそ「出るしかない」と思われたのでしょう。
素人のよちよち歩きでいいから、真っ向からきちんと社会の在り方を見つめてくれる人が、まともに政治に携わって欲しいと思うのはおかしいことでしょうか。

武士の献立

私の朝は、出身作家柚木麻子さんの新聞小説「あおぞら」(朝日新聞連載)を読むところから始まりました。
小説は、昭和27年から始まり、どんな展開になるのか、これから毎朝拝読します。
実は、私は一気に読むのが好きなので、新聞小説はあまり読みません。三浦綾子さんの「氷点」以来かな。
連載が終わって本になってから読むという主義(それほどオーバーなものではありませんが)だったのですが、宗旨替え(笑)
毎朝、新聞を開く楽しみになります。

柏田道夫脚本・作詞であの「武士の献立」がミュージカルになりました。
映画「武士の献立」(13)がヒットしてから12年。まさかミュージカルにまでなるなんて・・・映画でも脚本を担当した柏田道夫が作詞も担当して、生まれました。
主人公を演じるのは、狂言師・和泉流家元の和泉元彌さん。元モーニング娘の飯窪春奈さん、小川麻琴さん、語り部に剣幸さんなど多彩な方々が出演します。
どんな感じに料理するのか、その仕上がりにとてもワクワクしますね。
7月10日から16日まで東京・草月会館で。8月8日から10日まで石川県・能登演劇堂で。

チケットご希望、お問い合わせは、公式HPの「ミュージカル 武士の献立」のチケット販売から。
シナリオ・センターの方は、チケット販売の柏田道夫または松本京から申込みいただき、シナリオ・センター生と備考に入れていただくとA席8500円のところ5000円で観劇できます。

暑い盛りですが、涼しいところで新しい形のミュージカルを観劇するというのも、夏のひと趣向、美味しい話しではありませんか。
能登応援もありかもしれませね。

 

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