悪の紋章
シナリオ・センター代表の小林です。表参道も今日は雨、梅雨に入ってきたようですが、九州は局地的大雨とか。昨今の雨は、尋常ではないことが多くくれぐれもお気を付けください。自然を甘く見てはいけません。
やっとまともな判決が出て、ちょっと、本当にちょっとですがホッとしました。司法にもまともな方はいるのねと。
「アベノマスク判決」です。
アベノマスク注文について「口頭での注文」で文書のやり取りはないと言い張った国側の主張をことごとく退けた今回の大阪地検の判決、めでたい!!
やっと当たり前のことが当たり前に行われたというだけのことですが、ずーーっと常識外ればかりの国の姿勢にやっとこさ鉄杭を下した裁判所、今更ですがよかったと思います。
大体、400億円、3億枚の発注に見積書も発注書も請求書もなにひとつ交わさない残さない自体、官僚として仕事ができていないわけで、この姿勢をよしとしてきたトップも責任者も実情をつまびらかにして、責任を取るべきだと思います。
マスクを創られた会社も口約束で大丈夫と思ったとしたら、それはめちゃくちゃおかしな企業。
民間企業がこんな大きな受注を口頭でOKできるなんてありえないですもの。
「そんな注文していない!」と一言言われたら、何億円もの赤字になり、倒産の憂き目にあいますよ。
大きな契約に契約書も交わしていないということは、そこに癒着、賄賂などなどあるからに違いないって、子どもでも考えられることを平気でやり、それをマスコミが黙っていたこともあり得ないです。
「極めて常識的な判決だが、常識的なことを国がしてこなかったということなので、それが正されてよかった」と弁護団の高須賀彦人弁護士はおっしゃっていましたが、この勢いをなくさずにしっかりと開示させて、お上を追求して欲しいです。
シナリオ・センターの某氏の机には、いまだにアベノマスクが悪の紋章の様においてあります。(笑)
844編
いやいや・・・なんとなんと・・・。「20枚シナリオ 新井一賞」、先週金曜日6月6日20時半締め切り日に、次々にお持ちくださって、なんとなんと応募数844編。
現在の受講生の方だけでなく、過去に受講されていた方も、また一般の方も多く、まさにシナリオの「バトン」(今回の課題)が次々と手渡された感じがします。
55年前、業界のどなたからも「シナリオは教えられない」と言われながら、「シナリオの技術は教えられる」との新井の一言からシナリオ・センターは始まり、20枚シナリオという画期的な習作の仕方が生まれました。
55年経った今、まさに新井一の基礎技術は、脈々と受け継がれ、出身ライターは優に700名を超えました。
ありがたいことに、しっかりと技術を受け継いで多くの出身ライターが活躍してくださっているのです。
「技術は裏切らない」まさにその通りですね。
これは、新井一が、シナリオ・センターが偉いんじゃなくって、技術を身につけようと努力してくださった方々が偉いんですけれどね。
どなたもが20枚シナリオを経験されて、活躍されている。
そしてシナリオの技術は、映画、テレビドラマ、アニメなど等の脚本の世界だけでなく、小説や戯曲、ラジオドラマ、企業研修、子どもの創作にまで広がっています。
基本の技術は応用が利くのです。
その大元の20枚シナリオの「新井一賞」。どなたが栄冠を!
さあ~、20枚シナリオ、審査がたいへんだぞ~!!