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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

変る

研修風景

女性

シナリオ・センター代表の小林です。今日は涼しいを通り越して肌寒い表参道です。明日スタッフのお子さんの運動会。雨はやむのかなぁ。ピーカンにな~れ!!

本日年金制度の改革法案が衆議院を通過し、28年ぶりに選択的夫婦別姓に関する法案が審議入りしました。
選挙対策でしょうか、それにしてはお粗末すぎる内容の年金制度改革。
すべてのことにはすべての人が納得いくことはないと思っていますが、それにしてもこれってありなのでしょうか。
この年金改革は、40歳未満の遺族年金は、5年しかもらえないようになっています。
なんでこんなことをするのでしょうか。
よくわからないのですが、なんで今まで生涯もらえると思って掛けていたものを勝手によこさないっていえるのでしょう。
新手の詐欺?年金は、掛け捨て保険じゃないですよね。
40歳未満って、子育て最中の方が多いのではないかと思います。本当に困ると思うのですが。

やっとこさっとこ、28年ぶりに選択的夫婦別姓に関する法案が審議入り。とはいえ、またまた先延ばしなのでしょうね。
何に問題があるのかさっぱりわかりません。選択制ですから、別姓が嫌な方は、同姓にすればいいわけで、それぞれの生き方の問題ではないかと思うのですが、それではだめなのでしょうか。
戸籍筆頭者というのも必要なのでしょうか。結婚して新しい戸籍を作るとしたら、夫婦のどっちが筆頭っていう感覚はおかしくないですか、対等の関係なのですから。
明治時代に初めて戸籍というものを作った時のままで、男性が主、女性は従のままなのです。
その上、家長制度を復活しようという日本会議や旧統一教会はまだ自民党中に根強く蔓延っています。
この国は、女性に対しては未だに下に見ている気がします。女性天皇を創りたいです。

表現力

今日は、えひめ女性財団、八幡浜市政策推進課の方とオンライン打合せをしました。
愛媛の松山で「脚本で広げる表現の世界~社会に通用するコンセプト力を磨く~」というタイトルで、働いている女性、働く意欲のある女性を対象とした講座のご依頼でした。
久々に東京から離れたところへお伺いできると思うとちょっとワクワクします。
半径5メートルのところではない出会いって、とっても大事だと思うのです。
この歳になると新たな出会いを面倒に思うことが増えているので、無理矢理背中押しをしてもらえるのはホント有難い。

どんな研修にしようか考えています。久々に女性対象ですが、あまり性別にこだわらず、人としてあるべき姿をシナリオを通して見つけてもらえるような研修にしたいと思っています。
仕事をしている女性が増えて、ドラマ「対岸の家事」ではありませんが専業主婦は減っています。
でも、働く女性だけでなく女性がイキイキと生きる社会にはなかなかなっていません。
選択制夫婦別姓もそうですが、年金だって専業主婦は、もしもの時に5年間しか遺族年金をもらえなかったら子育てもできません。
誰もがイキイキと暮らせるには、ちゃんと自分で考え、自分の想いをきちんと表現でき、それを多くの他人に伝えることが大切です。もちろん御上にも強く。これは女性だけに限りませんけれど。

シナリオは、登場人物すべての人を考えなくてはドラマが作れません。
どんな表現をすれば、自分の気持ちを伝えられるのか、どういう相手にはどう向かえばいいのか、シナリオを実際に描いていただきながら学んでいただけたらと思っています。
さて、ちゃんとレジュメを作らなくっちゃ。

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