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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

うれしい

どんどん描けや!!(LUNA CLIP 作)

おめでとう!!

シナリオ・センター代表の小林です。今日は嬉しいニュースが入ってきました。
2026年秋のNHK朝ドラを出身ライターの櫻井剛さんが描かれるとのこと。
櫻井さんは、2023年の朝ドラ「ブギウギ」も描かれていますが、おふたりで描かれておりメインは足立伸さんでした。今度はお一人でとのこと、本当に嬉しいです。
作家宇野千代さんをモデルにした「ブラッサム」、どんな花を咲かせてくださるのか今から楽しみです。

私の大好きだった蛭田直美さん脚本の「舟を編む」(NHK)が、ドイツの国際映画祭「ワールド・メディア・フェスティバル」で金賞を受賞されました。
おめでとうございます!
日本では、ギャラクシー賞上期入賞決、東京ドラマアウォード2024連続ドラマ部門優秀賞受賞、第40回ATP賞奨励賞受賞など等を受賞されていますが、それは当然という感じ。
でも、ドイツで「舟を編む」のような静謐なドラマが認められるって素晴らしいです。
人間をきちんと魅力的に描けば、世界のすべての人に受け入れられるということですね。
蛭田さんは、本当に人間を描くことがうまい脚本家で、「しずかちゃんとパパ」(NHK)も「あの子の子ども」(テレ東)も登場人物ひとりひとりに愛情を注いで描かれていて、それぞれのキャラクターたちが心に刺さりました。
6月17日からNHK地上波で再放送されます。ご覧になっていない方は、この機会に是非ご覧ください。

締め切り迫る!!

さて、そろそろ「創立55周年記念新井一賞」の締め切りが迫ってきました。
6月6日20:30迄ですから、ピッチを上げて描いてくださいね。
課題は「バトン」。
「バトン」を出さなくちゃいけないと考えている方もいらっしゃるようですが、もちろん小道具としてもありですが、「バトン」の意味をもっと大きくとらえてみるとより発想が広がってくると思います。
お悩みの方は、「より面白いシーンを描くための、新井一賞攻略講座!」もオンデマンドで見られますのでご覧になられるのもありですし、各教室に歴代の新井一賞受賞作品が置いてありますので、読んでみるのもいいかと思います。
「20枚シナリオ」は、シナリオ・センターの顔。創設者新井一が独自に創り出した誰もが魅力的なシナリオを描けるようになる方法です。
なので、在籍の方のみならず、卒業生も一般の方も挑戦してみて欲しいと思います。
シナリオ・センターは、ともかく描くことしかプロへの王道はないと常日頃皆さんに申し上げています。

シナリオ・センター同様、まさに「描け!」「描け!」「描くしかない」と迫ってくる映画ができました。
東村アキコさん原作・脚本の「かくかくしかじか」です。
出演者の問題もありながら(汗)、驚くほどの大ヒットになっています。
だって、めちゃ面白いのです。泣ける、笑える、もう東村ワールド全開です。
で、その東村アキコさんが6月20日(金)、Theミソ帳倶楽部においでくださいます。
題して「漫画家東村アキコさんに聞く『かくかくしかじか』ができるまで」
Theミソ帳倶楽部も映画同様満員御礼になりそうですが、創作者を目指すなら是非ともお話をお聴きしましょう。

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