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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

魅力

新井一の名言

いらない

シナリオ・センター代表の小林です。明日のTHEミソ帳倶楽部に登壇してくださる出身ライターの坂口理子さんと、今日は歌舞伎をご一緒します。
過日お会いした時に、村歌舞伎の物語を書かれているので、本物の歌舞伎もたまには観たいという話になり、ちょうど5月の歌舞伎座は菊五郎襲名披露なのでより華やかな舞台なので、ぜひ行きましょうということになりました。「襲名弁当」も予約して、ちょっとワクワク出かけます。これも引き出しづくりの勉強です(笑)

特別区民税都民税の徴収通知がきました。高い!なんでこんなに。
サラリーマンって、こうやって勝手に給与から引き去られてしまうので、逃げるわけにもいきません。せめて年末調整や確定申告で取り戻してやる!と思っちゃいます。
お米をはじめ物価高で困っている下々のことなど考えてくれていないのですね。少しばかりの賃上げをしたところで税金に持っていかれるだけで、お腹の足しにもなりません。
その上消費税は下げないとか、年金の底上げはしないとか・・・下々はどう生活しろというのでしょう。
自分達だけ既得権を行使しているのではなく、選挙前だけでも議員報酬とボーナスを返上してイイ人ぶって見るのはどうでしょう。誰一人信用できない国会議員ですから、偽善でいいので、私達の分を下々にとか言ってみてはいかが?(笑)
心の底から、こんな議員ばかりなら誰一人いらないと思ってしまうのは、私だけでしょうか。

新井一賞

創立55周年記念「新井一賞」は6月6日が締め切りです。
20枚シナリオは、シナリオ・センターの顔とも言うべき研修方法です。
シナリオは物語(ストーリー)を書くのですが、シーンを描くことによってはじめてドラマとなります。
いわば、シナリオはストーリーとドラマで成り立っていると言えます。
新井一樹の「シナリオ・センター式物語のつくり方」では「ストーリーが器でドラマが料理」だと言っています。
どんなにおしゃれな器であっても、そこに美味しい料理が盛られないと誰にも喜んで食べていただけないということです。
美味しい料理とはなんでしょうか。
たとえば、ポテトサラダひとつでも、ハムやきゅうりを入れるのか、たらこにするのか、マッシュポテト風に柔らかめするのか、色々な料理法があります。
何を入れるのが美味しく見られるのか、ディテールを描く、シーンですね。
どの料理法にしたら一番おいしくなるのかは作者の腕にかかってくるのです。

新井一は、別れの方法100通り考えろと言っていました。別れ方にが、それならそれでもOK。そこから作者がどう見せていくかがそれぞれの作家性になっていくのですから。
20枚シナリオは創立当時から、何万人もの人が描き続けてきました。
外部の方から、短いものばかり書かせていたら長編が書けなくなると言われたこともあります。ご心配なく!
20枚シナリオは、ショートストーリーを描くのではありません。
どう魅せるシーンを描くかの勉強法ですから、ドラマはシーンを積み重ねでできるのですから、魅力的なシーンを描いていけば素敵な長編ができるというものです。

さて、新井一賞の課題は「バトン」
どんな魅力的な20枚シナリオが集まるのかな。楽しみに楽しみに待っています。
各教室に過去の「新井一賞受賞作」が置いてありますので、ヒントにしてくださいね。

「新井一賞」は、出身ライターの柏原寛司さん、清水有生さん、岡田惠和さんのお三方が審査してくださいます。
先輩達の目に皆さんの20枚シナリオがどう映るのか、お眼鏡にかなう20枚シナリオはどんなものでしょうか。
ワクワクしますね。奮ってご応募ください。

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