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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

やる気

西の正倉院 みさと文学賞

ポジティブシンキング

シナリオ・センター代表の小林です。今日も真夏日です。しかも、東京の感染者は4万人を越す勢いだといいます。
道路では、熱中症になるので、マスク着用はしなくていいとのことですが、マスクしている方が圧倒的に多いです。
やはり、他人に感染させてしまうのも、させられるのも心配ですからね。
ちなみに、シナリオ・センターはマスク派。検温・手洗い・マスク着用はマストです。
お互いに気を付けて過ごしましょう。
もう、お上は頼りになりません。
今は生きている人が最優先だと思うのですが、優先順位、間違っていませんか?

8月のゼミナールは、コロナと猛暑の2段構えとなりそうです。
くれぐれもご無理なさらず、体調、お天気に合わせて、オンラインをご利用ください。
家から出られず、動きもままにならないというのは憂鬱なことです。
暑いし、不愉快だし・・・家でボーッとしてしまいそうだなぁと思いながら、フト、思い出しました。

その昔、出身ライター小説家の大山淳子さんが、函館港イルミナシオン映画祭シナリオコンクールで「通夜女」という作品でグランプリを受賞されました。
実は、この作品を描いていらっしゃる時、大山さんは腰を悪くし寝たっきり状態、全く動けない中で、座れる限界の5分を使って書かれたのです。
その時、担当講師の「たまには天井を見ながら妄想するのも発想が広がるよ」と励ましの手紙に、「発想する時間をいっぱいもらった」と気持ちを切り替えたそうです。
5分の限界の話はすさまじいですが、このポジティブな切り替えもすごい。

私達も、真似しちゃいませんか。
鬱々する出来事ばかりの上、コロナに熱中症と二重にも三重にもめげることばかりですが、だからこそ思いっきり妄想しましょう。
今まで見えなかったものも見えてきたり、聴こえて来たりします。
ポジティブに発想すると、きっといい出会いが生まれます。

西の正倉院みさと文学賞

作家集団の潮楼奈和さんが「第4回西の正倉院 みさと文学賞」で佳作を受賞されました。おめでとうございます。
今日は、表装されたご本を見せてくださいました。立派な単行本になっています。
受賞作「流浪にうつろう沙羅双樹」は、『平家物語の時代と百済の物語をテーマにしたのが新鮮で、話としてよくまとまっており、選考委員会の評価は高かった』と選評いただきました。
大賞にならず残念!

この「西の正倉院 みさと文学賞」は、あまり知られていないようですが、西の正倉院、百済王伝説など美郷町(みさとちょう)から連想される何かを取り入れた未発表のオリジナル創作ショートストーリーを募集しています。
(純文学、エンターテイメント他、ジャンルは問いません)
そして、なにより素晴らしいことに、立派な単行本にしてくださり、ラジオドラマ化、コミカライズするなど、多メディア化してくれるという異色の文学賞です。
文学賞と銘打っているので、難しいと思われる方も多いかと思いますが、ラジオドラマにも、コミックにもなったりと、多彩な展開ができ、とてもおいしい賞だと思います。
2022年6月1日~11月30日(応募は締切日の23:59まで

西の正倉院 みさと文学賞 (mrt.jp)

 

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