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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

アイスブレイク

ラジオを聴く会

値上げ攻防

シナリオ・センター代表の小林です。すっかり初夏の陽気に誘われて、センターのすぐそばのセブンイレブンでアイスクリームを爆買い。いろいろな種類が出ていて、どれもおいしそうで選べないので、とりあえず1種類ずつ買ったら、まあ、一体いくつあるの?
冷凍庫にこぼれるように入っているさまは見事。なんか豊かな気持ちになります。(笑)みんなでわいわいいいながら、選びました。
ああ~でも、一番暑い夏にもうこれほど豊かにアイスは食べられないのです。
ロッテも森永も6月からアイスを値上げするって。
財布と心を冷やす効果はしっかりあるけれど、全然美味しくない!
値上げラッシュはとどまるところを知りません。
一度値上げしたら、そのまま?景気がよくなったら値下げラッシュになる?年金は戻る?
子育て低所得世帯に5万円を給付するといわれても、5万円でいつまで凌げというのでしょう。
毎月給付を、景気がよくなるまで続けなければ意味がないでしょ。
毎月100万円もの文通費をうんじゃらかんじゃらという長―いわけのわからない名称に変えて、自分たちの既得権はひたすら守る。
国会議員は最低です。恥を知れと言ってやりたいです。
そういえば、昨日から始まった出身ライター青塚美穂さん脚本の「やんごとなき一族」のやんごとなき一族全員、教養のかけらもないお金のことしか考えていない最低な奴らばかりでしたね。
せめてドラマの中では、庶民の主人公にやんごとなき奴らを痛快に斬りまくってほしいです。(笑)

難しいことをやさしく

「いっきに書けるラジオドラマとテレビドラマ」4/30発売です。
連休が明けたら、シナリオ・センターでも販売しますのでお楽しみにしてください。
昨日は執筆者のお話をしました。今日は内容についてちょっと。

森治美いわく、「一気に、ラジオもテレビも描けるようになる」本です。
森治美に「ラジオドラマの書き方の本を出したいんだけど」と相談された時、ラジオドラマの本は、ほとんどなかったので、一も二もなく賛成しました。
「講座でやっていることをそのまま、本にしたらいいよ」
と、「新井先生のパクリになるけれど、ラジオとテレビ(映像)を対比させて書いたら、わかりやすいと思うんだけど」
なるほどと思いました。シナリオ・センターでは映像(テレビ・映画)のシナリオを習っている方々がラジオドラマの講座を受講します。
だから、ドラマの基本は同じだけれど、ちょっと伝え方が違う…ラジオは音で、テレビは映像、ラジオは聴く、テレビは視ると講義しています。
森治美は、講義と同じように対比させた方がわかりやすいし、シナリオを初めて学ぶ方は一挙両得ではないかといいました。
うん、大賛成!
で、生まれたのが2008年最初の本です。とても受講生の方々に喜ばれました。
とはいえ、ラジオドラマ自体があまりないせいか、さほど売れませんでしたが。(笑)

新版は、内容にはほぼ手を触れずに、もっと読みやすく、わかりやすい装丁にすることにしました。
そして、堀江史朗のシナリオ・センター版「ラジオドラマの書き方」を付録につけました。
ラジオドラマの魅力がくっきりと見えること、ラジオにはどんな題材が向いているかがよくわかるからです。二重効果を狙いました。
校正をするために何度も読み返したのですが、二人に共通しているのは、「どう書くか」で、そのわかりやすいこと。
何度読んでも「なるほどねぇ~」と感心してしまいます。
シナリオ・センター版は、すべて「難しいことをやさしく、わかりにくいことをわかりやすく」と教えてきた新井一に戻るのです。

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