menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

記念イベント「新井一賞」授賞式

お誕生日ケーキ

先輩の力を借りよう

シナリオ・センター代表の小林です。
水曜日は、140期シナリオ作家養成講座の授業日なのですが、ちょうど担当の柏田講師のお誕生日にあたりました。
柏田講師は、青学の学生の時から40年以上もシナリオ・センターを支えて下さった講師ですから、御礼を込めて、みんなでお祝いしました。ま、美味しいケーキが食べたかっただけですけれど。(笑)

お誕生日と言えば、50歳のシナリオ・センターの大一番のイベント「創立50周年記念新井一賞授賞式」が11月23日に行われます。
リアルとオンラインのハイブリッドは、いつもうまく見ていただけるのかとドキドキハラハラしながら行っています。
うまくいって当たり前、失敗したら、大変ですから。
もちろん、ひたすら準備、準備と余念はないのですが、今日も準備に追われながら、今からドキドキ、はぁ~、お腹が痛い。

リアルは、ソーシャルディスタンスのため少人数でしたので、あっという間の満員御礼になりました。ありがとうございます。
ですが、当日はオンラインでライブ配信をしますので、皆さんにご参加いただけたらと思います。
11月23日(祭日)13:00~16:00 詳細はHPでご覧ください。

東京の感染者493名、警戒レベルを上げるかもしれないとのこと。
といわれても、創立50周年記念パーティーは中止にしたので、せめてシナリオ・センターの顔である20枚シナリオ、「新井一賞」の授賞式だけはやりたいです。(涙)
なんとか、止まってくれることを願うばかりです。ライブ配信は安心ですけれど。
当日は、新井一の命日ですから、きっと守ってくれると信じて、ドキドキしながら勤労感謝の日でもあるし(関係ないか?)、頑張りたいと思います。

新井一賞の審査員をしてくださっている出身ライターの方々は、全員、当たり前ですが20枚シナリオの経験者。
だからこそ、受講生皆さんの気持ちはわかるし、20枚シナリオの神髄もご存じなので、その方々から選ばれるということはすごいことなのです。
「セリフは嘘つき」というのは、シナリオの技術の一つですが、どう使いこなせばいいのでしょう。
「嘘」は描けていたけれど、「セリフは嘘つき」になっていない・・・と評される作品が多かったですが、それはどういうことなのでしょうか。
知りたいことばかりですね。
出身ライターの柏原寛司さん、清水有生さん、岡田恵和さんからお話しをお聞きします。
三者三様全く違うセリフ遣いのお三方から、各々のセリフの神髄をお聞きできるなんて、こんなチャンスはありません。
なにしろ、どうやったらあんな魅力的な作品ができるのだと言わしめるお三方ですから、作品作りのお話が皆さんのためにならないはずはありません。
楽しみながら、チャッカリ先輩のテクニックを盗ませていただきましょう。

みんなで選ぼう

皆さんに是非、チャレンジしていただきたいことがあります。
11月23日、最終ノミネート作品16本から、シナリオ・センター賞を、皆さんに選んでいただきます。
事前投票は14:00まで、そこでどの作品が選ばれるか、ご自分が選ばれたものになるのかどうか、楽しんでください。
特に応募者の方々には、選んでいただきたいですね。
16本の最終作品は、月刊シナリオ教室11月号に掲載されていますので、どなたがどのような作品を選ばれたのか、「セリフは嘘つき」とはどういうことなんだろうと考えながら、もうお読みになった方も今一度読み返されて、この中からシナリオ・センター賞を選んでいただければと思います。

今回932作品も応募していただきました。
コロナ禍で、落ち込んでいた時に大きな勇気を与えてくれた、まだ頑張れると力づけてくれた、本当にありがたい応募作品の数々でした。
ありがとうございました。
あまりに嬉しかったので、コンクールでやるべきことではなかったのかもしれませんが、シナリオ・センターの力になっていただいたお礼に、私のほんの気持ちとして、応募者全員の方々に寸評を入れたお葉書を送らせていただきました。届きましたでしょうか。
わずか2,3行のコメントですが、私自身がおひとりずつに向けて書かせていただきました。
で、2点ほどお詫びを。
筆圧の高い私は、途中で腱鞘炎になってしまい、よれよれしながら書き続けたので、お読みになれないような字になっていたかもですが、お許しくださいませ。
ちょっと厳しくコメントしたものもあったかもしれませんが、私なりに描いて下さった方々に敬意をもってコメントしたつもりですので、ご容赦ください。
皆さんに描き続けてほしい、こうした災厄のときこそ、創作は必要だということを分かち合えた皆さんへ感謝とエールを込めて、おひとりおひとりにお葉書を差し上げました。
本当にありがとうございました。

創立50周年の大きなパーティーなどはできませんでしたけれど、なによりも50年やってきたことへの大きなプレゼントを皆さんからいただけた、嬉しい記念の年になりました。
11月23日、オンラインでお会いできますことを心から楽しみにしております。
今回応募されなかった方も、次回のために是非ともご参加ください。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ