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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

誰でも最初は初心者

講演中の内館牧子さん

シューマイ

シナリオ・センター代表の小林です。台風9号に引き続き10号も大きな勢力で向かってくるらしいです。
どうか皆さん、くれぐれも気をつけて下さい。
今日の東京の感染者141名、大阪は115名。コロナの状況はよくなってもいないのに、ニュースもトーンダウンして、政権争いの話しばかり。
死者が少ないから大丈夫とかよくお上は言われますが、人数じゃない、一人でも亡くなる方がいることが問題なのに、なんで平気で言えるのかなぁと思います。
「一人も感染者を出さない、重症化させない、死亡させない」そのためにできること、やらねばならないことを考える・・・すごくシンプルなことだと思うのですけれど。

昨日も書きましたけれど、シナリオ・センターの周りは、まるでシャッター商店街の様相をみせてきています。
すぐに買いに行けてとっても気に入っていたお隣のお菓子屋さんが知らないうちにフェイドアウトしていました。
月曜の夜に段ボールに何かつめているなぁと思いながら帰ったのですけれど、もういなくなっちゃった。アイスクリームもアップルパイも安くておいしくて大好きだったのに。
どうしたら安全に経済を回せるのか、難しいですね。
昔なじみの中華料理屋「蓬莱」のシューマイをテクアウトするくらいしか応援できない私です。(涙)

先輩も歩んだ道

シナリオ・センターのゼミナールも、リアルではなくzoomゼミが続きます。
zoomゼミはゼミで、真剣に他人の作品に耳を傾けないと聞き取れないので、より客観的にみることができるようです。
シナリオ・センターの教室をご利用される方も増えてきています。
ご自宅ではやりにくい方は、PCをお持ちの上、どうぞおいでください。

ちょっとリアルゼミと遠ざかった感じですが、ゼミを先輩の方々がどのように上手にご利用されていたか、5年前、創立45周年記念ミソ帳倶楽部でお話されていたことをちょっとピックアップしてみました。

森下佳子さん「振り返ってみると非常にシンプルで、シナリオ・センターで習ったこと以上のことはやっていないと気づきました。
私はシナリオ・センターに入る前はお芝居とか映画が好きで、若かったせいか、凝ったものや変わったものが好きだったんです。
「どうやって作るんだろう?」と思ってセンターに入ったら、教わったことはすごくシンプルでした。「ドラマとは変化」、ただそれだけです。
そんな単純なことなのかなと思ったけれども、実際に仕事をやってみると、このシンプルなことだけでなんとかいけるというのが実感です。
皆さんは安心してシンプルな考え方で作品を作って欲しいと思います。
センター在籍時代は、機会があればなるべくシナリオを読むようにしていました。
作品を観るのはもちろんですが、シナリオが手に入ればできるだけ読んでいました。」

内館牧子さん「『月刊シナリオ教室』が送られてくると読んでいますが、皆さんのシナリオを読むと、キャラクターを作ることに、あんまり時間を掛けていない気がするんです。
20枚シナリオのうちから手を抜かずに練習しておくといいと思います。やっておくと後が楽ですよ。
皆さんのキャラクターを作る時の立ち向かい方が、とても甘いと思ったので、20枚シナリオを書いている間に、登場人物は少なくていいから、徹底してキャラクターを作ることを心掛けてください。相当ものが違ってきます。そうすると、トップシーンも随分違ってくるはずです。」

岡田恵和さん「シナリオ作家養成講座では、休まずに宿題を提出して、皆勤賞をもらいました。
ゼミでも、必ず20枚シナリオは持っていきました。書かずに評論家みたいになるのは絶対にやめようと思いました。
テレビドラマや映画を観て、ああでもないこうでもないと言うよりも、それがたとえ観客としてどんなに面白くなかったり、すごいと思えないものであっても、そこには何らかの成立している理由があって、学ぶべきことがあるはずだと。
ドラマを見て批判的なことを言わないようにしようと決めたんですね。
ゼミでは、書いたものをみんなの前で読んで、本人は一切釈明せずに言われ続けるわけですが、僕はゼミでは結構評判が悪かったみたいで、そんなに褒められなかった。
すごい天敵が一人いて(笑)、「軽い」とか「ユルい」とか言われ続けていましたね。まぁ今も言われてるんですけど(笑)。
その当時の、ゼミで言ったり言われたりする感じが、一番自分の中で鍛えられたことですね。」

誰もが最初は初心者です。
最初からうまく描ける人はいません。
講座で基本の技術を知り、ゼミでその技術を生かしながら習作を描き続ける・・・シンプルな方法ですが、描き続けることしかプロへの道は拓きません。

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