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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

記事

AERA4/15号(4/8発売)

愛しのショーケン

シナリオ・センター代表の小林です。日々の気温の落差が激しくて体がついていけません。今年の花粉はことのほかひどいとかで、しんどい思いをされている方がたくさんいらっしゃるようで、花粉症でない我が身は事務局の中でも肩身が狭いです。(笑)
週刊現代令和新元号記念号の「さよならショーケン、さよなら昭和と平成」大特集で、柏田道夫講師がショーケンへの熱い思いと昭和へのノスタルジーを語っています。
ショーケンこと萩原健一さんの全盛期、昭和70年代前後はグループサウンズと学生運動が華々しいエネルギッシュな時代でした。
柏田さんは「ショーケンは理想の男性を具現化させた存在でした。彼が現実社会でたびたび犯してしまう刑事事件もなぜか魅力の延長に思えてきて、自然と許せてしまう。
ショーケンは平成だけでなく、私たち世代が青春を過ごした昭和も一緒に連れて消え去ってしまったように思えてなりません」とコメントしています。
今年になって、樹木希林さん、内田裕也さん、市原悦子さんなど昭和のスター、名優たちも消えていきました。
私もこの時代を共に生きてきた者として、非常に寂しく思いますが、時代は常に流れていきます。
過去を惜しむのではなく、過去から学んで、新しく前へと進むことが大事だと思うのです。
ショーケンとともに生きた時代は、高度成長期の真っただ中の勢いのある時代でした。
その背景には戦争というものがあり、敗戦から立ち上がるべく頑張った時代だったということを決して忘れてはならないことです。
経済が立ちゆかなくなり侵略戦争へと走った日本。その結果、広島長崎への原爆投下、焦土と化した日本全土、沖縄、北方領土、多くのものを失い、多くの人が亡くなり、日本中の人々が路頭に迷ったことを踏まえて、新たな「令和」という時代をしっかりと見据えて生きていかなくてならないと思うのです。
歴史は繰り返すとよく言われますが、歴史をきちんと認識して、武力では何も解決できないことを、誰も幸せにならないことを忘れずに、決して過ちを犯さないよう、しっかりと国民一人一人が心にとめておかなくてはいけないのだと思います。
「令和」が本当に「人々が心寄せ合う中で文化が生まれ育つ。梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように」であって「命令に従い和を乱すな」という意味ではないことを願っています。

AERA

もうすぐゴールデンウイークです。今年はお国肝いりの10連休。
困っている方も多いという話ですけれど、センターのスタッフも出社しようという人が多いので、私が止めています。(笑)
そんな10連休特集【10連休で人生を変える~きっかけをつかんだ7人の物語~】AERA4/15号(4/8発売)で、シナリオ・センターが紹介されています。
135期シナリオ作家養成講座に2日間にわたって取材され、きちんと講座を聞いてくださった上、受講生の近藤剛さん、徳重ひとみさんにインタビューされました。
近藤さんは、ドキュメンタリーの映像ディレクター。
近藤さんの監督作品であるアールブリュットという超繊細な線描を描く自閉症のアート作家を追うドキュメンタリー映画「描きたいが、止まらない」が今上映されていらっしゃいます。 そんなプロである近藤さんは「仕事以外の何かをやることが自分の対する投資貯金みたいに思える。ドキュメンタリーとシナリオは一見正反対に思えますが、ドキュメンタリーにも構成は必要。逆転の発想でシナリオ的な発想ができたら面白いと思って受講しました。」
もうお一人は徳重ひとみさん。養護教諭の実習をしているときに、スカートをはいて来いと学校側に強要されて不登校になっているトランスジェンダーの女子生徒と仲良くなって、正解をさがしているという徳重さんは「このことをテーマに作品を書きたいです」と。
「ここで先生方の実体験を聞き、観ていたドラマは夢じゃなくて現実だったんだと初めて思って、うあ凄い世界だなと。一瞬でも先生に面白いと思ってもらいたくて課題を頑張って書こうとか、プロになりたいと思うようになりました。」
シナリオの講座を通して、色々な方にちょっとした変化が生まれたら、それこそ「ドラマとは変化である」と申し上げていることの実践とも言えるかもしれませんね。
10連休でできることを訊ねられて、私は「シナリオ日記」をお勧めしました。
シナリオ日記は、NHKの「朝イチ」でもご紹介していただきましたが、起きたことをそのまま録画を巻き戻すようにシナリオで書いてみる日記です。状況をそのまま見えるようにシナリオ化するので客観視できるというお話を詳しく記事にしていただきました。
この取材を受けながら、これだけのわずかな記事を書かれるのに、前もってシナリオ・センターのことを細かく調べ、アポを取り付け、講座を受講し、一人一人に1時間以上のインタビューをされ、校正を出し、チェックして・・・記者という職業は大変だなあと。
研修科の課題に記者があるので、ついつい記者のお仕事に興味をもって逆インタビューも試みてしまいました。(笑)

さて、みなさんは10連休をどう過ごされますか。
もちろん「シナリオ日記」を書くのもお勧めですが(笑)、せっかくのお休みですから、いつもではできないこと、いつもならいけないところ、いつもなら会えない人などちょっといつもと違ったことにチャレンジしてみるのはいかがでしょう。
きっとミソ帳がいっぱいになることでしょう。
シナリオの種はどこにでも植わっています。

過去記事一覧

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