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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

なにをするにも

ひよっこポスター

パーティの仕込み

シナリオ・センター代表の小林です。そこはかとなく暖かくなって、春ももうすぐという気がしてきます。私は今仮住まいをしているので、真冬ものしか持っていっていないので、ちょっとどうしたものかと・・・。(笑)それでも春が待ち遠しいです。
先月、日本映画テレビプロデューサー協会が主催するエランドール賞授賞式がありましたが、今月のプロデューサー協会の会報に、担当されたテレビ朝日の方の総括が載っていました。
前年度担当の日本テレビさんと同じようにできる状態ではなく、仕込みも最初からドラマ部から6人、宣伝部から4人、アナウンサー1人と12人のチームでこなされたそうです。
私も何気に拝見していましたが、業界の方だけでなく、人気の若手俳優目当ての一般のお客様もいらしていたので、事故などがないようにと気配りも大変だったこと思います。
ご苦労を感じながら、来年のオリンピック・・・ではなく、シナリオ・センター創立50周年感謝祭へと思いが飛びました。
半世紀やってきたシナリオ・センターを支えてくださった方々へどうしたら感謝の気持ちをお伝えできるか、これからのシナリオ・センターにまたお力添えをいただけるようにお願いできるか・・・おいでくださった方々が楽しんでいただける感謝祭にしたいと思っています。
テレビ朝日さんの担当の方に負けないだけ悩んで悩んで、しっかりとした仕込みをして素敵な会にしたいです。
考えてみれば、シナリオライターの学校など無謀だといわれながら、退職金をつぎ込んで、生徒さん114名の方々に1株株主になっていただいて創ったシナリオ・センターです。
新井は常に生徒さんとともにありました。
ですが、100人から生まれたシナリオ・センターは、今や出身ライター600名、通信も含めて3000人の会員規模になっています。 昔の寺子屋気質を忘れないようにと思いつつも、どこまで貫けたでしょうか。反省しきりです。
それでも、これからもご一緒に一歩一歩進んでいただくためのイベントに創立50周年感謝祭ができればいいなあと思っています。

セリフの魔術師

朝ドラ「ひよっこ」が3月25日から19:30から20:00まで「ひよっこ2」として、4夜連続で戻ってきます。
あの気持ちの良い人々にまた会えると思うととても楽しみです。
お父さんの記憶喪失は治っているのかとか色々心配ですが(笑)、岡田惠和さんのおしゃれなやり取りが聞けるかと思うとワクワクします。
セリフって、本当に難しい。プロデューサーが必ずおっしゃるのが「セリフのうまいライターが欲しい」
でも、セリフってセリフのみで成り立っているわけではなく、キャラクター、人物関係、その局面ならではのセリフではなくてはいいセリフになりません。
新井は「セリフ自身は間違っているセリフというのはないかもしれませんが、デッサンで描く線は1本しかないといわれるように、ドラマの中におけるセリフは、その場面では、その人物ならば、これしか言いようがないという抜き差しならないセリフが、本当のセリフ、それ以外は間違っているといえるかもしれない」と言っています。
是非とも、岡田惠和さんの絶妙なセリフのやり取りで勉強してみてください。

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