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スタッフが行く、表参道スポット
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しゃれおつなお店や人々が行きかう街、表参道。そこで働くシナリオ・センタースタッフの見たもの触れたものをご紹介します。

『女子的生活』で トランスジェンダーを描く /脚本家・坂口理子さん

見た目は美しい女性。
でも実は男性。
恋愛対象は女性。

ドラマ10『女子的生活』(NHK/全4話)の主人公は、少し複雑なトランスジェンダーの小川みき(幹生)。

もうこれだけで惹きつけられませんか?
みきを取り巻く周りの人たちもとっても魅力的。
登場人物のキャラクターが濃いんです。

脚本は、昨年公開した映画『メアリと魔女の花』の脚本も手掛けられた、出身ライターの坂口理子さん。
先日、『月刊シナリオ教室』の取材でお越しいただいた際、コメントをいただけましたのでご紹介します。

――『女子的生活』の「ココは一番注目してほしい!」というところはどこですか?

トランスジェンダーの主人公ということで、とかくその新奇さに目が行きがちですが(それももちろん大変嬉しいことですが!)、その物珍しさから入っていただいたとしても、観て行くうちに、トランスジェンダーだから、性的マイノリティだから、ということではなく、誰もが抱く想いを描いているのだというところに行きついていただけたら一番嬉しいです。

――ご執筆された中で、「ココは外せなかった!」というシーンはありますか?

原作にはなかった、主人公みきが自分の将来に抱いている不安を吐露するざらっとしたシーン、親や兄弟という過去と現在軸で向き合うシーンは、ぜひ映像として観ていただきたいと思います。

…それと、原作よりふくらませたキャラクターとして描いた後藤のおバカかわいいところ、でしょうか(笑)

――“後輩”の皆さんへ一言お願いいたします!

折れずに、しょげずに、めげずに、キツい言葉はちゃんと受け止めるけれども受け流して(笑)、
しなやかに、何よりも楽しむことを忘れずに書き続けて下さい……!

 

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